集英社コバルト文庫<br> 流血女神伝 喪の女王7

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集英社コバルト文庫
流血女神伝 喪の女王7

  • ISBN:9784086010535

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内容説明

女王ネフィシカのもとでの軟禁状態が続くカリエだったが、過去の恐怖を乗り越えてザカリア神殿に出かけ、信者の中に入り込みながら、ひそかに脱出の機会をうかがいはじめる。一方、崩壊の危機が続く帝国では、ユリ・スカナから戻った皇后グラーシカが生死の境から復活したドーンとの再会をようやく果たすが、彼の口から出たのは意外な言葉だった…! 大河サバイバル・ファンタジー!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まりもん

21
イーダルに裏切られてピンチに陥るエド。どうなるかと思ったらここでリリアンが活躍。セーディラの方は何とかラクリゼが奪還してくれた。カリエの方はザカールの人達とうち解けていきネフィシカに同情するような時もでてきた。でもラクリゼの手紙を読んでエド達の元へ向かうがなかなか困難のようだ。今回はギアスとオレンディアの覚悟を決めた再会シーンが良かった。2012/09/04

Haru

18
本当にあと1巻で終わるの?というくらい、あっちでもこっちでも思惑が蠢いています。グラーシカもカッコいいけれど、何といってもエド。イーダルの裏切りに視界が赤く霞むほど怒りをおぼえるのに、「俺が悪い」とすぐに冷静に状況を分析・把握し次善策を取る。素敵すぎます、理想の男です。彼にとって、甘んじて過去に囚われているイーダルは軽蔑するにも値しないのだろう。でもアルガのためには、イーダルが自分に打ち勝つ可能性を期待したい。ラクリゼの思いついた「とんでもない場所」とは、前巻であの人が関係してくるかな~と思ったアソコ?2012/08/26

p.p.

15
残り2巻でどういう結末になるのかと思ったら、なるほどそういう方向に。変化と希望の兆しが見えると同時に、崩壊の足音も聞こえてきた。それぞれの人生があるからこそ、終わり際すらも光って見える。2013/03/08

baboocon

14
かつてひどい目に遭わされたザカールの民と交流し、女神の娘としてではなく人と人として解り合おうとするカリエ。結局は裏切らざるを得ないとわかっていても、その交流のひとときは本心からのものなんだ。一旦は傷つけられても、カリエを赦し脱出に協力してくれたリネたち。彼女達との想い出は双方にとってかけがえのないものになったはず。幼いアフレイムとフィンルの出会いも、王子と人質という関係ではあるが、その先を想像すると楽しい。ルトヴィアはいよいよ切羽詰まってきた。決意とともにドーンの元に還ったグラーシカは誇り高く美しい。2012/04/18

みずなか

13
グラーシカがかっこよすぎて思わず笑ってしまう。目標が定まった彼女に怖いものはないな!後はあと一歩の煮え切らなさがどうにかなるといいのに。2012/06/30

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