集英社コバルト文庫<br> 流血女神伝 帝国の娘 後編

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集英社コバルト文庫
流血女神伝 帝国の娘 後編

  • ISBN:9784086146302

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内容説明

重い病に臥せっている皇子アルゼウスの影武者にさせられたカリエ。彼女は帝国の皇位継承者としての教育を受けるべく、カデーレ宮殿に入ることになった。彼女を待っていたのは選帝のライバルとなる、ドミトリアス、イレシオン、ミューカレウスの3人の皇子。特に歳の近いミューカレウスの言動は挑発的で、何かにつけてカリエにからみ、ついには決闘をする羽目になってしまうのだが…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆり

12
四人の皇子様の閉ざされた宮での共同生活。みんなそれぞれの魅力があって仲が悪いのかよいのか……みたいな関係がいつしか心地よくなっていたので、ラストでみんなのかたちが崩れてしまったのは切なかった。ミュカが初登場時の印象は最悪でしたがどんどん成長し、カリエを守った姿は見事としか言いようがなかったです。カリエとエドのふたりの関係も甘いものではないけれど好き。これから本当にどうなっちゃうんだろう。2016/05/15

p.p.

12
兄上方萌え~ってやってたら大変なことに……。タイトルの通り、いよいよ殺伐とした展開になってきた。カリエとエディアルドは今後どういう関係になるかな?何だかんだ言ってもツンデレですね彼は。玉座にはやはりドミトリアス殿下が座るんだろうか。それともミュカ?崩壊しかけた帝国を誰が担い、どうやって建て直すか。逃げ出したカリエとエディアルドはどうなるのか……。2012/05/19

しん

10
再読。やっぱり面白い!初めて読む時よりも面白い!「そしてカリエもまたーー自分という王国を支配する、誇り高い王者だから。」ストーリー展開も面白い上に、文章もうまい!2019/02/24

miwmiw

9
宮殿で先にいた3人の皇子と生活するカリエ。皇子達と関わる中、事件が起きる。けっこうシリアスでした。それにしてもサルベーンは悪そうだなあ。2012/03/04

ときわ

6
続けて再読。今までが序章。ここから長い物語が始まる!2023/07/02

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