内容説明
汐崎藩の御刀番頭・左京之介は、対立している水戸藩江戸家老から、京之介の友である水戸藩御刀番頭・神尾兵部の行方がわからなくなったと告げられる。頼みを受け友の行方と水戸藩から奪われた「九字兼定」を捜す京之介の眼前に謎の集団が立ちはだかる。闇同心、影目付……「九字兼定」を狙う者たちとの壮絶な闘いが始まった――。手に汗握る渾身のシリーズ第七弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
85
御三家・御三卿といえども、お家の為、権力を握る為には策を弄すのだ。敵の敵は味方にもなるのだが、誰を信じていいのかほとほと嫌にもなる。だが、京之介だけはぶれないのだ。そうは言っても、なかなかに食えない奴でもあって、そこがこのシリーズの魅力でもあるんだなぁ。2017/06/01
とし
65
御刀番 左京之介「九字兼定」7巻。闇同心、影目付、出羽忍それぞれの思惑が絡む九字兼定、汐崎藩と若き藩主のため、左京之介の霞左文字が冴えましたね。南無阿弥陀仏・・・2017/08/08
塩崎 周司
9
名刀「九字兼定」を巡って、沼津藩影目付と水戸藩闇同心、出羽忍び、三つ巴の暗闘を繰り広げる。この三者を汐崎藩の御刀番左京之介がばったバッタと斬りまくるから爽快この上ない。どこまで強いんだ左京之介、という劇画調時代小説。たまにはこんな小説もいい。2017/07/07
goodchoice
1
御刀番ということから刀に関するいろいろな知識がわかって非常に面白い。ただ、主人公の京之介は強すぎないか。2017/06/09
ごろごろぽん太
0
アクション映画で相手がいくらマシンガンを撃っても当たらないのに主人公は百発百中って感じかな(^。^;)そして仲間のピンチには必ず現れて助けるスーパーヒーロー!2019/06/26




