内容説明
ビジネスマンから受験生まで! 昭和史研究の第一人者による唯一&最新の太平洋戦争全史。昭和16年12月8日の真珠湾攻撃から昭和20年8月15日の終戦まで、快哉と苦渋と辛苦の激闘の戦史を克明に描き出すシリーズ全4巻。第1巻は山本五十六連合艦隊司令長官の秘策が的中した緒戦から南方作戦での快進撃までを収録。巻末のみならず各章ごとに監修者・半藤一利氏の解説付き。総ルビ表記で、大人から子供まで楽しめます!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
yutaro13
25
東南アジアに住んでいるくせに戦争のことを全然知らないので、Kindle Unlimitedの中から関連本を読み漁ることにする。本書は昭和37年の『ジュニア版太平洋戦史』を半藤一利氏監修で「学びなおし」と題して再刊したもの。研究・評論ではなく、歴史ストーリーとしての戦史のジャンルで、本書のような太平洋戦争の通史は貴重らしい。猛将(ゴルドン=ベネット少将)や勇将(ダンカン准将)なんかが登場するあたり、まさしく軍記物といった様相。第1巻は日本の快進撃が続くが、実はかなり運が味方してくれていたこともよくわかる。2022/08/13
ひかりパパ
11
昭和37年から刊行された戦史を復刊、文庫化したもの。知っているつもりで断片的にしか知らない戦争を知るために購入。子供向けに書かれているので読みやすいがルビが目障りである。章ごとの半藤さんの解説が面白い。本巻は真珠湾攻撃から始まる戦争初期の日本の快進撃を伝える。すでにこの頃から特攻隊を思わせる捨て身の肉弾攻撃がすでにされていたことに驚く。2017/07/18
ごいんきょ
4
第1巻読了です。 この本は初心者にも判りやすく書かれています。 戦史の入門書として適しているのでは無いでしょうか。 全体像が描かれているので今まで興味が無く知らなかった事もよく判りました。2017/08/02
Amuro
1
少年探偵団のような文体で読みやすいが、戦争を美化していないか?この懸念を感じつつ、2巻へ。2025/10/04
うすしお
1
太平洋戦争について一連の流れを勉強したくて読んだ。日本はなぜ戦争を選ばざるを得なかったのか、戦地ではどの様な戦いが行われたのかが分かり易く描かれている。 グーグルマップで地理を調べながら読むとより深く理解できる。 子供も読めるように書かれてあるので、もう少し客観的な内容であればよかったと思う。2018/10/23




