内容説明
昭和20年8月15日、日本はポツダム宣言を受諾、ついに終戦を迎えた。開戦からあしかけ5年、太平洋戦争とはいったい何だったのか。硫黄島、沖縄、特攻隊、広島・長崎への原爆投下……。70年前に、日本人が体験した悲劇を繰り返さないためにも、戦争の全貌が読み継がれるべきではないか。稀代の戦記作家が書き残した、半藤一利監修の全4巻、ここに完結!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひかりパパ
12
このシリーズは多くの小学生中学生に読ませたい。太平洋戦争で亡くなった兵士は250万人、民間人は60万人と言われているが、もしドロ沼化する前に、例えばレイテでの玉砕やサイパンの玉砕の段階で降伏していたら犠牲者は大幅に減っただろう。終わり方を 想定していなかった大本営の失敗。根拠なき楽観論が軍部上層部にあった。2017/08/28
ごいんきょ
7
最終巻読了です。 昭和20年の事を読むと、日本で一番長い日を読んでみたくなります。2017/11/28
たくぞう
2
こういう本を読むときに気を付けなければならないのは、戦争を数字で捉えがちになること。学ぶことは沢山ある。2017/09/11
Book Lover Mr.Garakuta
1
実際に戦争は知らんが、日本が歩んできた歴史の中で、自分も日本人として、この世界の在り方を問えるようになりたい。2018/07/16
竹
0
面白かった。半藤氏のコメントが効いている。様々なウラ話も興味深い。しかし3、4巻は暗く悲しくなる話しばかり。なぜやめられなかったのか、絶望の中なぜ戦えたのか。いろいろ考えさせられた。この時代、しっかり学ぶ必要があると思う。さすれば、あの悲劇は繰り返さないのではないか。2017/11/18
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