講談社KK文庫<br> 学校の怪談(2)

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講談社KK文庫
学校の怪談(2)

  • ISBN:9784061990197

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内容説明

大好評の学校が舞台の怪談シリーズ第2弾。「あかずのトイレ」など学校の怪談のほか、学校の七不思議や、子どもの「金しばり」体験。友だちからきいた「こわ~い」話など、フレッシュな怪談がいっぱい!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

37
前作の9か月後の続編。あとがきに出てくる米屋陽一さんは、「現代民話考7 学校」の回答者でもあるから、学校の怪談の情報や報告は、案外共有されているのかもしれない。イラストと随所に挿入したレトロな学校写真が怖い。この巻には七不思議が載っているが、話の前に鎌倉時代以来の歴史的な七不思議が紹介され、学校のそれが古来の伝統の延長にあることがわかる。七個という数しか合致しないが、ひとつの枠組として民間に伝えられてきたのだろう。1世紀半の歴史しかない近代の学校に、歴史の重みを仮想しようとする意図があったのかもしれない。2023/09/30

貴羽るき

2
自分が小学生の頃、「女子トイレには花子さん、男子トイレには二郎さんが出る。二郎さんは「飛びますかー」と声をかけると、「飛びます飛びます」と返事をする」という、怪談と坂上二郎のギャグが混ざった変な話があったのを思い出した。これって大阪で流行ってた話なんかな……2022/06/27

エルマ

2
小さい頃このシリーズ読みあさりました。 とにかく好きです!2020/04/23

絵具巻

2
おさげ2019/10/09

Fumitaka

2
十年以上ぶりに読み返しました。諏訪の七不思議みたいな「各地の七不思議」の項目は非常に興味深く記憶に残ってます。浅学にして御神渡りはこの本で初めて知りました。こういう七不思議もいずれはなぜ発生するのか解明されるんでしょうか。夜食の話、尺取虫みたいに動く布団の話、バナナを喰うペコちゃん人形の話あたりがお気に入りです。あと「仏壇に足を向けるとよくない」というのもこの本で初めて知りました。触れられてる『現代民話考V あの世へ行った話』は面白そうなんでいずれ読もうと思います。2019/07/28

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