内容説明
魔王軍、北の帝国(ロルムンド)へ進出!!
俺(ヴァイト)たちは、ミラルディア北部を手中に治めたエレオラを敗り、ついに南北を合併させた。
今後ミラルディアは『ミラルディア十七都市連邦』として再出発する。
つまり、元老院だけが消えて元の鞘というわけだ。
だが、それだけではない。
俺たちの手の中には北の帝国(ロルムンド)の正当な帝位継承権を持った皇女エレオラがいる。
……これを使わない手はないだろう?
物語の舞台は帝国ロルムンドへ!
魔王軍が狙うは、エレオラによる帝位簒奪……!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
21
北の帝国に捕虜にした姫様と乗り込む主人公達。 南下攻撃が成功したと吹聴して帝国の本拠地に行き相手の中枢の人達と外交を行うと、浮き彫りになってくる帝国の食糧問題。そして皇帝崩御。。え?どうなっちゃうの?(΄◉◞౪◟◉`)2019/11/27
瀧ながれ
21
捕らえた皇女将軍を利用して、北の帝国へと潜入するヴァイトたち。うまいこと人狼の気配は消して人間を装うけど、いろんなものがはみ出して、変な目立ちかたをしてる。常に緊張して社交が苦手だったエレオラ皇女が、敗北したり連邦の空気に触れたことで程よく力が抜けて、ヴァイトの後押しもあって、誤解が解けたりして味方が増えていくのがなんともいい気持ちがします。皇太子が読めない人物なので、敵地のど真ん中でどう動けるか、先が楽しみです。ヴァイトとアイリアさまの手紙のやりとりが微笑ましかったな、報告書のつもりだろうけど(笑)。2017/08/30
dorimusi
10
Kindle Unlimited. エレオラ皇女と人狼を連れて、ロルムンド帝国に侵入。確かにいろいろ問題のある国だけど皇族はなかなか優秀な感じ。どうするんだろうね。 5巻は足場固めって感じだった。続きも読もう2024/12/14
ふらこ
8
ヴァイトさんが優しい。パーカーの人間性が失われていくのを心配したり。カイトの仕事ぶりに感謝して「お茶入れようか?」ってww ヴァイトさん、あんたイイ奴!って思ってたら。イケメン皇子に、どうやったら爆発するかな…?ってイケメン爆発しろ思考をしてて、笑った。ヴァイトさんの方がイイ男なのに…!アイリアとの文通も文面が穏やかで優しさが滲み出てて。かなりイイです。アイリアと恋人になればいいのに…!次巻はいよいよ、皇女様の王権争いでしょうかね。楽しみです。2016/11/19
こうづき
8
Web版既読。ロルムンド編開始。ダンディなおじさまとかイケメンとかがいっぱいだ。エレオラがいるのにヒロイン力を失わないアイリアさん流石です。あとリュッコかわいい。挿絵も非常にかわいい。登場人物はわりと多いので途中でちょっと家系図が欲しくなってきた……。2016/11/19