内容説明
東照大権現となった神君徳川家康公の命日を祭るため、朝廷より毎年遣わされる例幣使。京都から日光へ向かった例幣使一行を、人間消失と謎の殺人が襲う。救いを請う書状を受け、江戸を発った新八郎にも次々と異変と危険が迫り来る。初めての日光で彼を待ち受ける意外な人と真相は? 好調シリーズ第3作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
レンズマン
3
京都に比べれば日光は近いと思うけど、目次裏の地図を見るとえらく遠回りしているような・・それにしても新八郎は毎回毎回モテモテですねえ。2013/02/13
kagetrasama-aoi(葵・橘)
2
御用旅シリーズ三作目。日光例幣使というものが、どんなものなのかよくわからず、このお話で知識を得て得した気分です。事件は、例幣使絡みで二つの大きなものを解決するんですが、片方は中禅寺湖まで出てきてトラベルミステリーっぽかったです(≧▽≦)。日光と中禅寺湖は好きな場所なので、読んでいて楽しかったです。華厳の滝が登場しなかったのがちょっと残念でした。新八郎のモテモテは相変わらず!郁江が可哀想です、ちゃんと奥を守っているのに。まあお話の展開から、妻の出番が少ないのは仕方ないとは思いますが。2016/02/19
Kaoriena
2
少し前に知った日光例幣使道。しかし、どういうものかわからなったが、このお話でよくわかり、すっきり。朝廷と幕府の関係は力関係、威信にかかわる。いつの時代もかわらないのだ。しかし、新八はいつもかっこいい。既婚者なのが残念だな。2014/01/31
non
1
例幣使街道は馴染み深いものというのもあって、さくさく読了。まぁ、色々と出てくるもので(笑)2015/01/21
しのさん
1
何日か出かけることになったため、2を読みかけで3から持って行った。日航は身近な存在だが、なぜこんなに遠回りしていくのか?物語の構成上仕方ないのかも…。2013/07/04