内容説明
身分を隠して江戸を発ち、国許へ向かった大名の姫君をお護りせよ。主君根岸肥前守の密命を受け、東海道を西進する隼新八郎。箱根では5人の追手が斬りかかり、宇津ノ谷(うつのや)峠では虚無僧(こむそう)姿の刺客が現れる。容易ならざる道行きには意外な結末が待っていた。大人気「はやぶさ新八」シリーズが新たな旅に出立す!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
酔拳2
40
初の平岩弓枝先生。結構長いシリーズだけど、1巻から読めば怖いものなし!と思ったら、読友さんにこの前に御用帳というシリーズがある事を知らされ、うっそーん!て感じ。でも面白かったからいいけど。普通江戸物って、場所は町内とかに限られるのが多いけど、舞台は東海道五十三次。なるほど、旅は道連れにすれば場所は移っても登場人物は固定できるのか。と、自分としてはちょっと新しい発見。終盤に追うもの追われるものの人間関係が分かるんだけど、予想より結構複雑だったσ(^_^;)やりよるな。でさ、京都に着いてないけど…2016/09/13
rokoroko
19
御用旅は御用帖が先なのか!前回もこれだけ読んで辞めてた再読。平岩氏もこれ書いていた時絶好調だったのになどと感想。実母とほぼ同じ年の平岩氏何となく心配2021/07/14
nabe2511
10
時代劇シリーズを物色していて見つけた図書館本。平岩さん初読み。定年を前に有休完全消化で東海道を歩いてみようかとぼんやりと思っていた矢先だったので格好のガイドブックになりました。物語は江戸時代あるあるの緩い設定だからうまい具合に無事御用成就。次も借りようっと。2024/09/18
rokoroko
7
平岩氏の家には古地図が凄く沢山あるのでしょうね。見ているうちに書きたくなった感ありあり。でも都合よく登場人物があらわれるのはどんなもんかしらね。女性がこんなに健脚なのかしらなどと思いながら楽しんだ。古地図借りてこようかな2016/11/11
YuiGaDokuSon
6
東海道五十三次の地図を見ながら読み進めると、楽しめた。それぞれの宿のある場所で有名な食べ物やお土産物の話も、なんだかおもしろい。ただ、御宿かわせみシリーズの方が、個人的には好きかな。でもはやぶさシリーズも読み進めるんだろうな。 平山さんの語る美しい日本語と、江戸文化がふんだんに感じられるストーリーは、読んでいていい気分になる。2012/08/30
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