内容説明
「優雅、威厳、詩情、精神、想像力、これらのものがビアドの作品を豊かにしており、魅力のあるものに、美しいものにしている」
辛口のトウェインをして、最高級の賛辞を贈らしめた画家、ダニエル・ビアド。政府や実業界や宗教界にまで鋭く切り込む批評性をもった彼の寓意的な画風は、多くの批評家たちを感嘆させた。そのビアドの挿画を223点も収録した本書は『アーサー王宮廷のヤンキー』を口に出して読みたい日本語に大胆に改訳した異色作。
独特のリズムにぐいぐいと引き込まれ、美しい挿画に酔いしれる、永久保存版。