追いかけるな 大人の流儀5

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追いかけるな 大人の流儀5

  • 著者名:伊集院静【著】
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 講談社(2016/07発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062198417

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内容説明

追いかけるから、苦しくなる。追いかけるから、負ける。追いかけるから、捨てられる。人はすべて、一人で生まれ、一人で去っていく生き物である。失なったものはかえってこない。本物の大人はそんなことはしない。――シリーズ累計140万部超の大ベストセラー第五弾。

目次

第一章 追いかけるから、負けるんだ
第二章 いつかは笑い話になる
第三章 私は黙っていた
第四章 生きるとは失うこと

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真香@ゆるゆるペース

147
「大人の流儀」シリーズの第5弾。第1弾から読んでみたいなと思いつつも、タイトルに惹かれて本書から手に取った。著者の「追いかけるから苦しくなる。追いかけるから負ける。追いかけるから捨てられる。人はすべて一人で生まれ、一人で去っていく生き物である。失ったものはかえってこない」に共感。現に自分も追いかけないようにしているけれど、達観するのはなかなか難しい… 生き方・別れ・悲しみなど人生の中で避けて通れないテーマについて、著者のブレない感性が読み手に共感を与える。粋な大人の在り方を学びたいなら、一読の価値あり。2021/01/10

おしゃべりメガネ

146
'追いかけるな'か〜。簡単なようで、なかなかすんなりと踏ん切りつかないだろうなと思います。'許す'や'別れ'もそうですが、いつまでも引きずっていては何もならないとわかってはいるものの、切り替えは難しいですよね。諦めるとはまたちょっと違ったコトなんでしょうが、本当に追いかけ、求めるべきモノは何なのかをしっかりと線引きして生きていくコトが大切なんでしょうね。過去にあった様々な'許せぬ'コトに'別れ'られぬまま、結局'追いかけ'てしまっていてはダメなんでしょうね。しかし、なんでもかんでもとはまた違うんだろうな。2019/11/17

starbro

104
大人の流儀シリーズは読み続けて、5作目です。私も個人的には「追いかけない」ようにしていますが、伊集院静のように渋く格好良くは行かないかも知れません。それにしても伊集院静は相当スマホ嫌いのようですネ。今年の紅白歌合戦では近藤真彦が白組のトリを務めますが、作詞家の伊集院静がサプライズで登場したりなんかして。(仙台から生中継)そんなことはないかなぁ?2015/12/27

さと

88
大人の流儀 も5作目を数える。 仙台に住む奥様が 仕事中の伊集院氏に電話をかける。自宅の庭でセキレイが巣作りをする様子、以前あった巣を覚えてのことか子雀が遊びに来ている様子を伝えるために・・・。「そうか、そりゃよかったね」と言葉を返す。その一言に温もりと情と誠実さを見た気かした。そんな一コマを伝えたくなる人なのだ、本当は。それをしっかりと受け止めてくれる人なのだ。だから彼の物言いは危なっかしいが憎めないところがあるのかもしれない。2015/12/03

乱読亭AKIRA@晴釣雨読🎣

73
伊集院さんのこのシリーズがたまらなく好きです。伊集院さんの生き方や考え方からは大人の男としてのあり方をたくさん学ぶことができると思います。また、私が伊集院さんのエッセイの中で密かに楽しみにしているのが、愛犬とのエピソードです。厳しい性格の伊集院さんですが、愛犬の接し方からは優しい一面も垣間見ることができて、読んでいてとても微笑ましいです(^^)今の時代こういう厳しい大人が減ってきているように思うので(こういう人ばかりだと困りますが)、とても貴重な存在のように思います。2016/01/08

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