内容説明
≪サベージ≫――地球を襲う謎の生命体。
この未知なる敵と対峙する人々は、ハヤト達≪武芸者(スレイヤー)≫を含め様々な物語を持つ。それは現在から過去まで……。
「あなたとわたしの未来のために、わたしは宇宙船に乗るわ」
数十万年にもわたる復讐のはじまり。
宇宙をも巻き込んだ、とある女の真実。
「……俺が、天才武芸者……?」
≪ハンドレッド≫に導かれるハヤト、この物語のスタート・ライン。
さらにアルフォンスとシルバーブリッツの大暴走、クレアの憂鬱、姉弟妹との昼休み、キャロットランドのミミちゃん、そしてメイメイの修理――。
戦いに生きる人々の日常を描く、≪究極≫のメカバトルアクション、第十一弾!
TVアニメ絶賛放送中!
◆CAST
如月ハヤト:長谷川芳明
エミール・クロスフォード:大久保瑠美
霧島サクラ:吉岡茉祐
如月カレン:奥野香耶
クレア・ハーヴェイ:M・A・O
ほか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
METHIE
8
短編集と交互にマリアの数万年に渡る自分を裏切った男とそれを寝取った女に対する復讐話。 この一貫して敵側の矮小な動機がこの作品らしいなと思った。2016/08/07
加賀ますず
4
謎多き教皇の、最大の秘密…。教皇の秘密と目的が少しずつ明かされる幕間と、リトルガーデンの面々のこれまでの日常を振り返るショートストーリー群で構成される短編集。本編のクライマックスに向かう緊張感や盛り上がりを高めながら、これまでに登場してきた人物達の知られざる一面や小噺などが垣間見ることができて大満足な一冊。2020/10/05
真白優樹
4
教皇の過去の真実が語られる中で平和な日常が語られる今巻。―――平穏な日常、そして戻らぬ過去。この世界は根本的な所で教皇が食い込んでいるようであり世界の在り様が彼女一人の復讐の為に利用されている、言わば掌の上である。打って変わって日常編では時間軸もバラバラに基本的には賑やかな日常が語られる。・・・そんな中にも彼女の真実が語られているが。アンドロイドというかバイオロイドなのか彼女は。いや、もう一人の「人間」と言えるのかもしれないが。文字通り神にも等しい敵を相手にどう戦うのかハヤト達は。 次巻も楽しみである。2016/06/15
ぼーぼー
3
前巻で驚きの正体が判明した教皇様。しかし、今巻で語られた事実はさらに驚愕でした。結構ワイルドなうえ、あらゆる事象の元凶である彼女はまさに「神」ですが、その目的は極めて人間的。ある意味、傲慢の極致ともいえそうな存在ですね。教皇の行動とサベージ、そして月に集ったハヤトらがどのように絡んでいくのかは正直予想できないので、次巻の展開が気になるところです。2016/06/17
藤和田
0
短編集。短編の合間合間にゼノヴィアの経緯が挟まれているのがメインに思える。2018/08/28