内容説明
「そう、私はこの世界の神――」
ワルスラーン社の総帥、ビル・ハーヴェイを暗殺し、≪時空転移装置(タイムマシン)≫を手にした教皇のセリヴィア。
彼女こそ、数百万年前に惑星ノートルダムからこの地球上に降り立った宇宙人であり、人類をとある目的のために育てた「神」だった!!
その魔の手はジュダルやリザ、さらにはクレアにまで及び……
「勝負ですわ、エミリア・ハーミット!」
「いいよ、会長。ハヤトを賭けて――」
心の隙を突かれたクレアは、エミリアと決闘を行う事態に。混迷するハヤトたち。
そして宙には謎の≪亀裂≫が――
月基地編はいよいよ佳境!
≪究極≫のメカバトルアクション、第十二弾!
「教皇……あなたの本当の目的は?」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
加賀ますず
3
いざ、収穫の刻…。前巻で明かされたセリヴィアの正体。時空を超えた復讐鬼の怨念が、リトルガーデンの面々を襲う!!いよいよクライマックスということで、今まで高まってきていた緊張感が一気に爆発し、凄まじいスピードで事態が進行していくジェットコースターのような内容。セリヴィアに操られる少年少女の無垢な望みや願いが、歪められた形でエミリアやハヤトに襲いかかる場面では、一歩間違えていたら彼らもああなっていたのかもしれないと考えさせられる内容。クレアとエミリアの意地と意地のぶつかり合いも堪らん。2020/12/15
真白優樹
3
教皇セリヴィアの思惑を止める為、戦いが巻き起こる今巻。―――収穫する神と、人がぶつかり合う。裏からこの世界を進めてきた教皇の思惑と力が盤面を揺るがし、力及ばず災厄の門が開く。今巻は教皇が大暴れする巻となっており、幾つかの恋が咲いては散り、一つの命もまた散る中、仲間達が次々と倒され、更に次元の門より凄まじい数のサベージが現れる、危機への滑り込みの巻となっている。・・・ハヤトに縋るエミリア、自分を支えるものに気付くクレア、傷つくも立ち上がるハヤト、そして仲間達はこの危機を乗り越えれるか。 次巻も楽しみである。2016/11/16
METHIE
1
詳しい感想は次巻で。2019/02/13
からから
0
うーんこの教皇、マッチポンプに余念がない。 負けるのは目に見えてるからいいんだけど、どういう負け方をするんだろうこの人。2019/09/04
藤和田
0
表紙通りセリヴィアが本性を現す。セリヴィアに洗脳されるクレアと戦うエミリア、セリヴィアの手下たちと戦う仲間たち、主人公の出番は次巻かな。2018/08/29