ヤングジャンプコミックスDIGITAL Dr.DMAT～瓦礫の下のヒポクラテス～ 11

著者名：高野洋【原作】/菊地昭夫【漫画】

集英社（2016/05発売）

• ISBN：9784088588179

内容説明

神之島を襲った暴風土砂災害!!　胸部に木の枝が突き刺さった瀕死の男性を治療するため、響は現場での開胸手術に挑む!!　一方、車ごと濁流にのまれ救護所で保護されていた妊婦が突然、産気づく!!　幾つもの命が連なり、たどり着く奇跡とは──!?　緊迫の災害医療コミック、感動の完結巻!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[saga]

神之島での災害派遣がクライマックスを迎えた。瀕死の重傷患者を現地で手術、命を繋ぐための搬送。妊娠40週を迎えた妊婦のお産。二人が夫婦で、そこに立ち会ったのが八雲！　本シリーズの完結に相応しい内容だった。吉岡と結ばれて大団円かと思いきや、国際緊急援助隊への派遣シーンで完。ＤＭＡＴの活動に終わりはない……のだな。

2017/01/07

[ぴよ子]

一気読み！よかった！よかった！けど、辛すぎてこれもう二度と読みたくない。

2017/09/06

[かなっち]

最終巻です。退職した村上先生の合流と、悲惨な状況の中での出産に感動しました。加えて、響先生が幼なじみと家族になり、子供ができていたのも嬉しかったです。医療従事者なのでトリアージやＤMATのこともよく知っていましたが、改めてその仕事の凄さに胸を打たれました。自分も災害の際には、率先して動けるようになりたいと思いました。

2021/03/02

[にゃんす]

なんて過酷な仕事…。リアルでもこうやって命を救っている人達がいると思うと、なんと有り難いことか。

2020/11/03

[歩]

熊本の地震が身近だったからこそ、読まなければと思って一気に読み終えた。地震や事故を決して他人事だと思い込まないために、自分への戒めのために、こういう現場で働く人のことを知らなければいけないと思う。心臓や脳、血液など、自分の体のしくみにも興味を持つきっかけになった。いろいろ考えさせられ、響の成長にじんとする最終巻。

2016/10/01