内容説明
クリスマス間近のある夜、湖畔の町で若い司書のジェニファーが殺された。容疑者は交際相手のトラヴィスで、犯行を認めていた。彼をよく知る地元弁護士のヴィクトリアは、犯行を信じられず、友人の大学教授キャメロンに無実を証明してほしいと調査を依頼する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ナミのママ
78
クリスマスカードのような風景描写から始まりクリスマスイヴの一日で終わるストーリー。〈キャメロン・ウィンター〉シリーズ1作目。主人公キャメロンは英文学の教授。ある日、元教え子で一時期関係があったヴィクトリアから連絡をもらう。キャメロンには事件を脳で再構築して真相にたどり着く特殊能力がある。現在弁護士のヴィクトリアは事件を手伝って欲しいともちかける。事件はさほど複雑でなく、主人公の過去もさわり程度。深く読み取れなかったのかもしれないが少し物足りない作品だった。次作が出てから読んでも良かったかな。2024/12/06
しゃお
21
なんといってもクラヴァンの新作が読める日がくるとは。もうそれだけで嬉しかったりして。事件について語られる雰囲気はどこか暗鬱としている雰囲気ですが、クリスマスストーリーという事で最後は綺麗にまとまっています。シリーズ一作目という事で主人公の大学教授のキャメロンについての紹介という部分も大きいのですが、彼についてはまだ想像するしかない部分もあり、二作目以降で語られるのが楽しみです。2024/11/21
北風
12
メリー・クリスマス。去年クリスマスに読もうと思っていたのに、タイミングが合わなくて一年経っていた。孤独な主人公に、一人のクリスマスを過ごす読者(私)の寂寥感がシンクロして、なんて美しい話なのでしょう。私にはこんな悲しく美しいXmasの思い出なんてない。新しいハードボイルドのカタチ? 確かに感傷的すぎるし、探偵役が美形すぎる。こんな科学の時代にこんな杜撰なことある? ちょっと一昔前の時代ってことにしよう。ロシアマフィアとか言ってるし。いや、だってクリスマスなんだから、これでいい。2025/12/25
koo
11
まさか90年代作家のイメージのクラヴァンが未だ現役で新作が読めるとは思ってもいませんでした。特殊能力を持つ大学教授キャメロンを主人公としたシリーズ1作目、もっとサイコサスペンス調だったりエキセントリックかと思ったら主人公は穏やかだし「普通」な小説でしたね、クラヴァンらしくない(笑)田舎町で起こる婚約者殺し、事件の全容、プロットは非現実的でつまらないの一言、主人公の特殊能力が発揮されたとはいい難くサイコセラピストとの面談の内容もシリーズが進むと生きてくるのかな?作者らしくないけど続編に期待します。2025/01/26
KUMYAM@ミステリーとSF推し
6
警官や軍人は互いに命を預け合う仲だから家族同然、とはミステリ読んでるとよく出てくるけどそれを都合よく美談にされることもあってそんなに熱くなれないのよね…男と女と子供がいてこそ、という価値観も鬱陶しい。2025/05/16
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