内容説明
ソウルハウルの手がかりを求めて、天上廃都へ向かうミラ。
今回は目的地までが長距離になるため、大陸鉄道での旅路である。3階建ての巨大な列車に驚愕し、ますます列車旅にワクワクがとまらないミラ。
流れる風景に目を細めながら駅弁に舌鼓を打ち、駅町の高級旅館を堪能する。
そして旅の途中で出会う人々達との一期一会。
服飾店の広報に取材されたり、恋人たちの喧嘩を諫めたりと、そんな旅情を満喫するミラに、黒ずくめの怪しい男の影が忍び寄っていた――。
※本作品は電子書籍配信用に再編集しております。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りんりん
11
作家で購入。まさかの鉄道旅行。依頼をこなしつつ一人旅満喫。2018/07/24
葛野桂馬@時津風@ハスター
9
相変わらずの可愛らしいのじゃロリで大満足。今回は終始ぶらり旅でほっこりした内容だったな。最後の方で、今後に大きくかかわりそうな内容が出てきたけれど、そこはまた次回……ということかな。たのしみ。2016/04/29
零崎夢織
4
今巻は列車の旅。 列車の中で知り合いとなった人たちとのエピソードが中心。話は少しだけ進みます。2018/10/14
ちゃか
3
九賢者ソウルハウルを追い、天上廃都を目指すミラ。 今回は長距離移動の足として長距離鉄道を用いることになって。 道中で聖騎士としては異質なスタイルであるソロモンに憧れる、Cランク目前の冒険者の少女と出会ったり。 駅弁だったり途中で宿泊した宿での風呂や食事を楽しんだり。冒険者向けの商品を扱っている商人から声をかけられたかと思ったら、同席した吟遊詩人と恋人と話したり……召喚術師らしく音の精霊を呼び出して感激されたり。 まぁ、相変わらず自由に旅をしているなぁという感じではありました。2023/10/19
Ency [L-N]
3
次なる目的地の近くまで鉄道で行く事になったミラの鉄道旅情編的、5巻でした。作中の鉄道の運行速度(ミラ曰く「意外と速い」)や、駅間の距離がどれほどかは書かれていないけれども、一日に一駅か二駅ほどしか停車出来ないというのは、大陸鉄道という超長距離路線感めっちゃある。車両自体もデカい様だしスケール感もあったな。目的地での作業がかなりアッサリ終わった所からして、鉄道旅行とその旅程での一期一会が今巻のメインだったな、と。しかしこの世界、元プレイヤーの影響によるであろう文化的侵食具合がハンパないなw2016/08/07