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内容説明
主人公は…女装癖のある3人の少年。女の子になりたい、まりか=青木裕太。死んだ姉の身代わりに女装する、ユイ=木島亮介。幼少期のトラウマがきっかけの、パロウ=田村修。3人は互いへの恋愛感情を意識するようになり「男の娘×男の娘×男の娘」の三角関係が生まれる…。完結巻となる10巻では…3人それぞれの成長物語の結末が見事に語られていく。蛹が蝶となって【変態】していくように…少年たちもまた翔び立っていく――…。【特典ペーパー付き】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナコち
8
ヘンタイである自分を受け入れた巻。当初の鬱屈とした様相は微塵もなく、終始ラブコメ展開で進む。何も特別なものはなく、好きな自分でいて、好きな相手に想いを寄せる物語。トモちの貫徹したまりかへの想いは素敵。三者三様の変態を通して知るには掘り下げが足らず、まりかを主軸にしても葛藤が、苦悩が少ない。構成の路線変更があったのか、ブレは修正に至らなかったのか。唯、三人の繋がりが切れることなく続いている事に救いがある。三人にとっての宝がそこにはある。2016/03/24
チョコろん
5
ハッピーエンド。最初に1巻読んだ時、正直言うとラストで誰かしら死ぬと思ってた。それぐらい不穏で救いようのない空気が流れていたところからの、この大団円の着地は見事としか言いようがない。でも、北上高校での女装コンテストに出るのは、まりか違うよー。女の子な人は"女装"なんてしないもの。それもあったから男子校への進路にならないかハラハラした。智が男前で、彼が居たからこそカムアウトできたんだろうなと実感できる結末だった。末永く幸せでいてほしい。亮介と蜂谷はやり直せそうだったけど、エピローグ見るとそうでもないのかな。2016/03/27
しば
4
予想していたよりもハッピーエンドで安心した…。どうやって平和にもっていくのかな?と思っていたもので。2016/06/19
ささやか@ケチャップマン
4
とうとう完結! 素晴らしい出来であった。1巻の鬱屈とした3人の自己否定の状態から表紙の明るい笑顔まで歩めて本当によかった。ふみふみこの名前はもっと知られてもよい。2016/03/22
つばぶぅ
3
良い漫画でした。やっぱり女装してるみんなが好きだなって思った。かわいい。この形で終わってよかったです。自分って難しい。好きって難しい。みんな強いなぁ。女装してみたい!2017/02/09