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内容説明
主人公は女装癖のある3人の中学生男子。純粋に女の子になりたい、まりか=青木裕太。死んだ姉の身代わりとして母親を慰めるために女装する、ユイ=木島亮介。幼少期のトラウマから男に求められるままに身体を許す、パロウ=田村修。3人は互いへの恋愛感情を意識するようになるが、それはすべて一方通行の片思い…。6巻では、「自らの性」への違和感に苦しむまりかが、ついにある決断を――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
匠
107
最後のページで泣いてしまった。制服のスカートを翻す、まりかの嬉しそうな表情がたまらない。声変わりして嬉しかった自分にとって性自認や喜怒哀楽の方向性は逆だけど、現状への違和感という意味ではどの気持ちも痛いほどわかる。そしてともちの姉達見てると僕の姉や妹と重なって、自分が真っ直ぐにいられるのはこういう身内がいたからだとも思った。一番心配なりょうちんは引き続き心配で、パロウもちょっと危ういなぁ。あとがきによれば今回、作者は初めて関係者に取材をしたそうだ。どうりでいつもより感情移入しやすくリアルだと思ったよ!2014/09/30
友和
22
ユイの母親の入院に、まりかとパロウとあかねの三角関係勃発?2015/02/27
ナコち
11
誰もが直面する第二次性徴。だけど、まりかにとっては辛い現実。「声変わり」もそのひとつ。それは突然、前触れなく襲った。トモちがセーラー服に袖を通せなくなった落胆も想像すると胸が痛い。タムリンとあかねの不思議な繋がり。唯と母親とのひとつの区切り。そして、まりかは今までの偽ってきた自分にさよならした。越境するのは度胸もいる。強さもいる。それ以上にまりかは素直なんだ。今まで無理して男装してきた分、正直でいたいと思ったに過ぎない。2015/03/01
あさひ
7
悪気のない鈍感さに時々救われることがある。ズケズケと言われると悩むのがバカバカしくなってくる。気持ちに敏感な人の気遣いを鬱陶しく感じることがある。気持ちの探り合いが生む緊張感になんだか疲れてしまうのだ。空気を読み合う日本社会で、あかねちゃんのような存在は貴重です。天然記念物です。健全にスクスクと育ち、周りの人を癒してほしい。田村くんの心の闇にズカズカと踏み込んで、"変"だけど変態なのは悪いわけじゃないと気付かせてあげて欲しいですね。2014/08/26
椿
6
トモちの家族に受け入れられたまりか。女子の制服で学校へ。思いきったなぁ。はっちも、はっちの御両親も、なんて親切なんだろう。他人の家庭に踏み込むって、難しいよね。2016/02/17
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