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内容説明
主人公は女装癖のある3人の中学生男子。純粋に女の子になりたい、まりか=青木裕太。死んだ姉の身代わりとして母親を慰めるために女装する、ユイ=木島亮介。恋した先輩に求められるままに女装を続ける、パロウ=田村修。3人は出会い、お互いの抱える事情を知ることで、距離を詰めていく。しかし、パロウがまりかに対してとった行動によって、3人の関係に亀裂が――…。思春期のハートを抱えたすべての皆様にお届けする、性別を超えた愛の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
匠
75
それぞれ理由を持って女装している男子中学生3人の他、新たに現れた女装男子はまさに「男の娘」タイプ。それぞれの想いがリアルなので引き込まれる。また、あぁわかるなぁと共感してしまう部分が随所にあって、でも自分はどのタイプでもない。彼らのクラスメイトや幼馴染の女子がうまい具合に対比させてあって、わかりやすい見せ方だと思った。2巻では服装だけでなく、性欲と性指向に絡めて一歩踏み込んだ内容。例えば、自分は女の子なのだと思っている子にとって男性器を愛撫されるのはこの上なく屈辱なわけで。今後どう展開していくのか気になる2013/07/31
友和
27
読んでてユイの家庭環境が痛々しかった。ユイの本名が編集の名前からそうです。2015/02/26
にいたけ
17
女の子に憧れる男の子が男を意識する展開が生々しく絵柄とのギャップがすごい。女の子の意識のところは経験ないからわからんけど。もちろん女装も経験ないが😅 2020/12/28
ぐうぐう
16
女装癖のある男子達。彼らは、ハンドルネームでお互いを紹介し、オフ会という場で出会う。ここにはふたつの偽装がある。嘘の性と、嘘の名前。だけれども、その偽装が、いつしか彼らの本音を引き出していく。嘘をかぶることが彼らを苦しめるのと同じように、嘘を被ることで彼らの何かを救っているのだ。だからこそ、彼らは戸惑いながらも、女の子の服を、今日も装う。2013/12/01
R子
14
あかねちゃんのエピソードは、女の子同士でよくある。私が中学生のときもあったなぁ。面倒だよね、誰が悪いとかじゃないのに気まずくなってしまうなんて。新キャラともちが明るくて良い。まりかの救世主となるか?2015/02/06