月刊コミックアヴァルス PEACE MAKER 鐵（10）

著者名：黒乃奈々絵

マッグガーデン（2016/05発売）

• ISBN：9784800005571

内容説明

甲州・勝沼戦争、勃発。　薩長との戦いを避け、恭順の道を選んだ、将軍・徳川慶喜は江戸寛永寺に蟄居。幕臣・勝海舟の意向を汲んだ近藤勇・土方歳三率いる新撰組は、戦いを求め甲府城へ進軍することに。試衛館時代から苦楽を共にした、永倉新八・原田左之助・斉藤一改め山口次郎、そして沖田総司達は甲府への道中、故郷でもある武州日野へ足を踏み入れることとなる。武士になることを望み、京へと旅立った若者達は、懐かしき故郷に、その錦を飾る。しかし、沖田総司の病は、思いの他重く・・・。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[exsoy]

「生きている」それだけで。沖田さんのやつれ具合に胸が苦しくなる。

2016/09/23

[Die-Go]

甲陽鎮撫隊出動！ 沖田の無理を聞き、彼の思うがままにさせていたが、最後には無理が生じ。辰の活躍がこんなところであるとは。★★★☆☆

2022/07/10

[ＴＡＮＧＯ]

分かってはいるけれど、読むのがどんどん辛くなる。とはいえ、まだまだながい道筋。完結までは、見届けたい。

2016/04/29

[橘]

泣きました。沖田さんの本音と、3人の涙に。これから先は辛いことばかりですが、先が気になります。泣く展開の中挟まれた、日野での一幕では笑いましたが。土方さんの黒歴史…。辰兄の目が変わっていてちょっと怖かったです。

2016/05/15

[highig]

( ＾ω＾)別れ・・・そう別れだ。男心にも・・・眼に来るものがある。甲府城を押さえる為に江戸を進発する新撰組だが、沖田総司の病重篤にて故郷の日野で隊を離れる。天才剣士沖田総司の最後だ。試衛館時代から苦楽を共にしてきた沖田を抱きしめ涙する近藤・土方等の姿が痛々しい。時勢は完全に新政府軍にあり、幕府軍の敗勢もはや覆せぬ所となった。敗軍の将として散り散りになっていく新撰組を纏めながら北方へ転戦していく土方達の絶望的な戦いが始まる・・・。とりあえず言うことは二つだ。土方さんマジ王子！そして再アニメ化おめでとう！

2016/04/19