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内容説明
運命を嘆く者、運命に絶望する者、運命を切り開こうとする者…
それぞれの思惑を胸に抱きパリーの中心コラント亭へと集う。
マリユスとヴァルジャンもまた、防塞にて思わぬ再会と別離を果たし…
自由と平等を求めた若き革命家たちの戦いの行く末は…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
34
パリは若き革命家たちの側につかなかったー赤き情熱を石畳に散らし絶えていく同志たち。私が子どもの頃強い共感を覚えた反逆者たちが、このマンガでは淡々と描かれています。多くの登場人物が一気に奪われていくこの巻を読むのは、本当に辛かったです。善悪とはなんだろうか。権力者が定めた「正義」は、「罪」は、盲信して良いのだろうか…。今の時代だからこそ読むべき古典だと思います。…絶版で紙媒体は入手できず、ついに諦めてBOOK WALKERにて購入。2025/07/26
daiyuuki
16
今回は、革命。映画などでは描かれなかったジャベールの意外な過去、ジャン・バルジャンとガブローシュの活躍、ABCの会のメンバーの壮絶な死、エポニーヌの健気な献身と最後、いよいよ次巻で完結かもしれないけど、少し描き方が急ぎ足のような。2016/04/08
getsuki
6
表紙そのままにアンジョーラと同志たちの情熱が迸る巻。それだけにラストが……あぁ……。2016/03/16
へーた
4
アンジョの散り際、素敵でした。。2019/04/20
コリエル
4
革命。闘士たちが人々に星の光を投げかけるように、自由への志を見せつけて死んでゆくシーンたちもよいが、やはりここでもエポニーヌやガヴローシュやマブーフといった弱き市民の死が響く。エポニーヌはホント純愛の徒だなあ…2017/07/02