バンチコミックス ＭＡＭＡ 6巻（完）

著者名：売野機子【著】

新潮社（2016/03発売）

• ISBN：9784107718600

内容説明

天性の素質を持つガブリエルは「天使」に選ばれてしまうのか、それとも別の道を選ぶのか……!?　少年たちの、命を賭けた「才能」の物語、堂々完結！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ぐうぐう]

「悲しさはない むしろうれしかった 僕の人生の輝く瞬間でした」ギャビーは、一瞬の永遠性に気付く。だから彼は、少年にだけ許されたその特性を受け入れることで、逆に少年を縛る法則から逃避することを可能にしたのだ。ギャビーは歌う。母とも再会を果たす。彼の顔に笑みが広がる。彼は強くなった。そして、ささやかな幸せを手に入れる。大人になることによって。

2016/01/09

[Harukasaki.]

天使の歌声をもつ少年達。彼ら一人一人に物語があった。欲を言えば、美少年達がもっと苦悩し、一種閉鎖的なあの学園で街でゆっくりと考えを積もらせていく様を見ていたかった。そして、庭でのレビのアフタヌーンティーやランチでキャッキャする少年達をもう少し見ていたかったです。でも、素敵な物語をありがとうございました。

2016/03/25

[とめこ]

駆け足だったし色々思う所はあったけど、最後のギャビーが笑顔だったので良かったです。２巻と３巻が面白すぎたんだよなぁ。

2016/01/08

[還暦院erk]

スマホマンガアプリにて。この巻のみ課金で全巻読了。音楽漫画では無いが、人生にとっての｢歌｣の根元的役割を伝えていて感動的。主人公はmamaと本当には分かりあえなかったみたいだし初恋の結末もあんなだけど、歌と命があって何よりだったね。読後感はしみじみ。

2023/10/20

[ロェント]

うーん…。上手くまとまっているといえばまとまっていますが、ちょっとすっ飛ばしすぎじゃないかと思います。ギャビーの葛藤とか結局天使とは何なのかとか、深く読みたい箇所が描かれていなくて、不完全燃焼です。最初が面白かっただけに残念でした。

2015/12/12