ビッグコミックス<br> その女、ジルバ(3)

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ビッグコミックス
その女、ジルバ(3)

  • 著者名:有間しのぶ【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 小学館(2015/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784091870780

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内容説明

ホステスの平均年齢が60歳オーバーの超高齢BAR「OLD JACK&ROSE」で
40歳の新米ホステス笛吹新なんていつになってもギャル扱い!!
毎夜オールドレディに交じって
飲んで、歌って、踊っていると不思議と憂さが晴れていく。
心の扉を開き始めた新が知り始めたのは
今は亡き伝説のママ・ジルバの過去に
ひっそりと眠る無辺の物語だった―――

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネギっ子gen

29
この巻も難渋した。くじらママとジルバの出会い、胸に沁みる、いい話です。続いて福島の話。吹き出しに「山国の深い雪に、掻いても掻いても降り込められる百五十日あまりを」とある、雪国のシーンを見ると、個人的感慨に引っ張られてしまい、漫画世界から逸脱してしまう――。……漫画に限らず、現実世界では降り積もる雪の山は、正しく雪魔。……しかし、その雪を子どもの頃待ち望んでいた。どんどん雪が降りしきり、辺り一面が銀世界になるのが喜びだった。というか、永遠に雪が降り続いていてほしいと思っていた……。まだ頭が混乱しています……2022/04/06

JACK

19
☆ 高齢バー「OLD JACK & ROSE」で働く40歳独身の新米ホステス、新。楽しくて華やかで笑える物語も、この巻からだんだんと重い話になって行きます。今は亡き伝説の初代ママ、ジルバの過去が明かされていきます。移民していたブラジルから帰国し、戦後の食べ物も無い時代を生き抜いてきた彼女たちの過酷な物語と、東日本大震災で被災した現代の物語が両方描かれ、読んでいて様々な想いが湧いてきます。生きる力を与えてくれる素晴らしい作品です。2018/12/30

kenitirokikuti

8
完結の5巻まで読んでいるのだが、レビューもボチボチと続ける。有間しのぶ氏、会津出身だそうで、たぶん映画『フラガール』ちっくなものっていうオーダーで連載の話を受けたっぽいのだけど(フラガールは私の勝手な想像です)、その後2011年の震災があって、いろいろ影響あったんだろうなという感じ。関係ないけど、原尞の沢崎シリーズ最新刊エピローグがこの地震で揺れたところで終わっており、なんか気になるけど続きはあるのか…▲本書、隔月連載だったため、連続エピソードはちょっとバランス悪い。ジルバとくじらママの過去はちょっと複雑2019/08/24

nonicchi

7
くじらママとジルバの出会い、これはドラマにはなくて、心をつかまれました。アララの職場エピよりバーのメンバーの来し方やブラジル移民の歴史が多めで読み応えがあります。会津の雪の閉じ込められる感じ、よくわかります。あと、ずっと疑問なのですが、何回か季節が巡っているのに、アララが40歳のままなんですが…(笑)。2024/02/12

あこさん

6
段々話がブラジル移民の暗い悲しい物語中心になってきた、戦争の話は苦手。ドラマ好評だけど、どこまでやるのかな?2021/02/02

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