ビッグコミックス<br> その女、ジルバ(4)

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ビッグコミックス
その女、ジルバ(4)

  • 著者名:有間しのぶ【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 小学館(2017/05発売)
  • GWに本を読もう!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784091895004

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内容説明

高齢BAR「OLD JACK & ROSE」にあって
40歳の新米ホステス・アララは、まだまだ若者扱いの日々。

今までの人生にはなかった刺激を日々浴びながら
少しずつお店になじんできた彼女に、
重鎮ママの語った自身の若き日々、そして
今は亡き伝説のママ・ジルバの過去とは…!?

戦中戦後の混乱と希望。現在の日本が抱える絶望と希望。
その両方を描き抜く、著者渾身の最新刊です。

([ビッグコミックオリジナル増刊号]にて絶賛連載中)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネギっ子gen

27
【プア充】落ちこぼれ倉庫仲間の3人。それぞれの旅立ち――。スミレちゃんは寿退職。みかちゃんはすでに島根で新生活。新だって、あと3か月でホステス一本立ち。<お中元前の忙しい時期に辞めることを主任にののしられても、新人研修の担当すれば特別手当出すと言われても、辞める!!>と固い決意。その3人が伊豆で合流!! みかちゃんの話。「何かしないと埋没するかと思ったんだけど……/家事と日々の糧のための仕事をしてたら、自分の時間が少しなのは田舎も同じ。だから、“何もしない”贅沢な時間にしたいの」と。故に、プア充だと。⇒2022/04/07

JACK

18
☆ スーパーの仕事を辞めて、高齢バー「OLD JACK & ROSE」のホステス1本になった新。ここは店員も客も高齢者ばかりだけど、暖かくて華やかで楽しいお店。でも、重鎮のくじらママの語りだした戦中、戦後の体験談と、初代ママのブラジルからの帰国のエピソードは壮絶なものだった。戦後の貧しい日本でヤクザに餌付けされ、ヤクザや娼婦になった人々の話、ブラジル移民の中で日本の勝利を信じ続け、敗戦の情報をもたらす者を非国民だと攻撃し、移民の中で抗争が始まった話。戦争の悲惨さを市民の視点で捉えた物語としておすすめ。2019/01/01

nonicchi

8
スミレちゃんの結婚、みかちゃんとの再会、そしてくじらママの辛い過去。アララは聞き役に徹し、押し殺していたママの過去の記憶を解放していくのかな。ドラマでは描かれなかったところなので、心して最後まで読みます!2024/02/16

あこさん

7
話はますますダークになってきた、元々ヤクザとかテロとかいじめとか苦手だけど、年重ねるごとにますます苦手になって読み進めるのがちょっとつらい。実話だったりするとなおさら。でも続き気になるわー。2021/02/02

千本通り

4
ブラジル移民の話の続き、アララの友達の結婚、くじらママの戦後の混乱時代の話。みなこの世での自分の居場所探しの話に思えた。くじらママの話はつづく。2021/05/02

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