一迅社文庫<br> 剣刻の銀乙女: 4

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一迅社文庫
剣刻の銀乙女: 4

  • ISBN:9784758044721

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内容説明

シルヴィアを仲間に加えたヒースたちは、新たに集めた《剣刻》のことを報告するため、エストレリャの王城へ赴く。そこで一行を出迎えたのはヒネーテ、最後に残った円卓の騎士だった。王の側近で信頼も厚いヒネーテはすでに複数の《剣刻》を宿しており、《剣刻》の最終形態《賢者の刻印》を手にするためにと、ヒースにも《剣刻》の譲渡を迫る。騎士姫ルチルの機転でその場を逃れたヒースたちだが、エステルと縁のある皇禍が現れたことで再び事態は急転していく。ヒースとルチルの《剣刻》の行方は、エステルに突きつけられる困難な決断とは、そしてシルヴィアの知る事実から明らかになっていく《剣刻》の謎とは――謎が謎を呼ぶ剣刻争奪ファンタジー、怒涛の第四弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

22
王宮に剣刻を封印しようと赴いたヒースたちは、複数の剣刻を持つ円卓の騎士ヒテーネと対立。忍び込んだ王宮で様々なことを明らかにした王から、英雄たる自覚を持ってルチルを救えと託されたヒースは、なぜか強い美女の前では思考停止してしまう状況からも変われるんでしょうか(苦笑)恋心を自覚したエステルは、現魔王の寿命が近いことから北に、「私の英雄を侮辱した」発言のルチルも王が殺され王宮に戻ることになりそうで、いったん小隊とは別行動に。それぞれの置かれた立場が制約になりそうですが、物語のほうもいよいよ大きく動きそうですね。2014/05/17

まりも

11
キャラがそろったところでようやく今までの謎が少しだけ明らかになった。今回はルチルをメインとした人間側の陰謀劇となるのでバトルが控えめなのは残念。謎が明らかになりつつあるだけなので次巻以降どうなるのか気になりますね。ルチルとエステルがヒースを含めて手に入れることを決めたりとラブコメ面も進歩。ラストの大事件よって分断されることなる仲間たちはどうなるのか。次はいよいよクラウン戦なのでそこを含めて楽しみです。2013/08/25

ドル箱

10
感想。ん~いわゆる「タメ」の回でもあり、インターミッションの回でもありました。少しラブコメ風に綴られておりますがシリアスな場面もあります。書き方は「飛べない」より落ちますが、プロットとしては及第点かな?ちょっと先を読めすぎてやや盛り上がりに欠けましたが「タメ」なので、今回はこんなものかなと感じ受けれました。まだまだ真相は「闇」ですがこの先の展開とプロットに期待しましょう。5巻も早々と出そうですしね。ルチルとエステル、ダブルヒロインと他多数ですが、何となくルチル優勢な感じもするがハーレムにはならないと思う。2013/10/19

しぇん

9
相変わらず主人公もヒロイン達もキャラが皆魅力的で良いです。シルヴィとルチルがヒロインでは特にお気に入りです。副会長はどうなるんだろ…。ただ、今巻のMVPは国王かな。尊厳をかけた意地はかっこよいですね。物語も大きく動いてきたし次も楽しみです。2013/09/08

T.Y.

9
残った円卓の騎士に会いに行くヒース達。内乱状態に陥っているこの国では、当然王宮の動きも穏やかでないが、いよいよその実態が明らかになる。そんな中、暗愚な王の矜持が印象的。一方でエステルと因縁のある皇禍も登場するが、全体としては緊迫したバトルはやや控え目か。終盤の山場で主人公達が味方に隠れて騒ぎを起こそうとしている辺り、ヒロインが道化師である本作の本領かも知れない。しかし、最後で激動の引きとなる。例によって肝心なことの説明が後からさらっと出てくるところがあるのが少し気になるが、安定して面白い。2013/08/20

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