一迅社文庫<br> 剣刻の銀乙女: 2

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一迅社文庫
剣刻の銀乙女: 2

  • ISBN:9784758044080

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内容説明

謎のクラウンとの刻印を巡る戦いからしばらくして、強制入学させられた学園の生活に慣れることのできないヒースと、慣れすぎてあちこちで騒動を起こすエステルは、今日も騎士姫ルチルの説教を浴びていた。そんな中、近隣の港町で怪物に町民が襲われる事件が発生し、ルチルはヒースとエステル、そしてヒースにようやくできた友人のエリオを伴い治安維持に向かうのだが、そこに現れたのは、エステルも知らない未知の罪禍の怪物で……。王国を襲う新たな危機に、騎士姫ルチルが立ち向かう!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

26
学園に強制入学させられたヒースとエステルら小隊メンバーが、港町コスタに現れた罪禍のを討伐したり、学園内での行方不明事件を解明するお話。今回もエステルが道化師として活躍するのかと思ったら、意外にもヒースが最後に主人公らしい存在感を見せました。一時的に?力を失ったエステルが今後どうなるか、騎士としてヒースと共に歩もうとするルチルとの駆け引きも、今後のポイントになりそうですね。エリオが小隊に加わって、小隊構成も妹+身分の高くて強い女の子が増えていっていますが、話自体はスッキリして前巻よりも読みやすくなりました。2014/05/15

ドル箱

7
さて感想。初刊に比べると良く出来ております。キャラの相関図も上手く、プロットもなかなかですがややオチが少し強引なのが残念な処もありますが、テーマ振れも少なく良いラノべだと思われます。ただし、もう少し世界背景描写と成長描写を書いて欲しい。地力はある作家なので今後の成長に期待しましょう。色々伏線も残しておりますので続行します。2巻の出来が悪ければ切るつもりでしたが、思い止まりました。更なる成長に期待しましょう。true my heat -the new way mix- きしめんを聴きながら2013/03/10

T.Y.

7
1巻最後の引きの通り、本当に学園物になっている…国の内乱状態はまだ終わったわけではないというのに。ここにはおそらく――作中ではあまり詳細に語られないが――、学校とは独自の自治を持つ世界であり、子供たちを外界から守る場であるという前提がある。前半は学外へ出て海に行ったりもするが、「エステルも知らない罪禍」という点を通して学内での異変に繋がってくるストーリー。女性陣が割といい子揃いで楽しみやすい。2013/02/21

tonkatudon

6
新キャラ、まさかの男の子キャラかと思ったが、やっぱり女の子キャラでした。 2013/07/01

海老庵

5
上手い人が書くと、テンプレ的シチュエーションでも楽しいモノだね。このままファンタジー学園ラブコメになってもいいんだよ。2013/02/23

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