内容説明
日本橋室町の呉服問屋「丸菱屋」に押し込んだ盗賊、唐獅子の市蔵一味が、矢崎采女正率いる火盗改に御用となった。火盗改就任以来、立て続けに盗賊一味を捕縛する矢崎の手腕に疑念を抱いた眠り猫の勘兵衛は、冷徹で切れ者の矢崎の周辺を探りはじめる。人気書き下ろしシリーズ第六弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
119
日溜り勘兵衛極意帖「盗賊狩り」6巻。(花見時)眠り猫の本領発揮実に鮮やかな手並みでしたね、盗まれた方にも手並みに感心し悔しがるより喜ばれるとは、増々面白くなりますね。弥平次さんや久蔵さんを絡ませたら面白そうですが(笑)。2015/11/08
いつでも母さん
73
眠り猫シリーズ6弾。脚本のような文体がサクサク読める。今回も良い!特にタイトルの『盗賊狩り』が良い!胸がスカッとした(笑)義賊にだって、いや、義賊だからこその『仁義』と『矜持』好きだ!このシリーズのラスト(もうその心配・・笑)は想像に難くないが出来るだけ続けて欲しいな。2015/11/09
真理そら
18
『雪時雨』の冒頭の鴨鍋がおいしそう。表題作は鬼平シリーズを盗賊側から見るとこうなるのかな、とやや複雑な気分で読み進んでいたが、読み終えた時にはすっきりした気分になった。一番好きなのは『老黒猫』飼い主に恵まれているのはこの黒猫ちゃんの人徳(猫徳)故かも。2018/12/23
小梅さん。
10
なんと、火盗改と戦うとは。 見事な作戦、見事なチームワーク。 盗賊はもちろん、悪人。だけど、外道働きを許さないその冷徹なまでの姿勢は、かっこいい。2017/04/22
あかんべ
7
盗賊改めの矢崎との戦いで、そうだ、勘兵衛に味方していいものかと改めて気付く 悪だけどかっこいいのだ。2016/01/09
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