内容説明
同業者を出し抜き、大名旗本家御用達の金看板をいくつも手に入れた米問屋「井筒屋」。その井筒屋に目を付けた眠り猫の勘兵衛と故買屋の吉五郎は、密かに金蔵を破るべく内偵をはじめるが、井筒屋の周辺では何やら別の盗賊の影が見え隠れしはじめ……。書き下ろし時代小説、大好評シリーズ第三弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
105
日溜り勘兵衛極意帖「賞金首」3巻。藤井邦夫さんの、どの作品もスーと入り込めて、読後スッキリ爽やかです。日溜りシリーズ勘兵衛は盗賊なのだが狙うは、悪徳悪質な商人、旗本、同業者、義賊の様だが義賊を嫌う。「眠り猫の千社札」天井などに残しているが、奉行所との対決はあるのか?次巻期待。 2014/11/02
真理そら
21
『座敷牢』はハラハラした、勘兵衛さんに盗めないものはない。『お墨付き』はハッピーエンドで気持ちが良かった。盗賊としての稼ぎ?がないときも眠り猫マークを残すんだね。2018/12/19
小梅さん。
10
このシリーズを読むのは久しぶり。 なので、眠り猫が、必要であるとはいえ、冷酷に命を奪うこともあるのにびっくり。 なんだか、もっと平和なシリーズのように自分の中で変換されてたみたい。 でも、このシリーズは、やっぱり面白い。 仲間達の適材適所の活躍に、勧善懲悪の痛快さ。 あ、眠り猫たちも強盗なのだから、悪を持って悪を征すというべきなのかな。 次も早めに読もうっと。2017/04/01
あかんべ
8
犯行現場に眠り猫の千社札を残していくっていうのは自己顕示欲の表れ?そろそろ奉行所側の強力なライバル、(銭形のとっつあんみたいな)の登場が待たれるのだが。2014/10/31
カバン
6
人助けのようなこともするが、義賊を嫌い、盗賊としての務めを果たす勘兵衛が素敵です。旗本をぎゃふんと言わせたのは、爽快でした。2015/03/08
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