ぼくらの（８）

著者名：鬼頭莫宏【著】

小学館（2015/10発売）

• ISBN：9784091883896

内容説明

敵の攻撃を受け危機一髪のアンコ（往住愛子）を目の前にしても、冷静に自らの職務であるTV中継を続ける彼女の父親。その態度にマチやカンジは怒りを顕わにするが、一方で迫真の中継によって、日本中からアンコへの声援が聞こえ始めた。皮肉にも、憧れだったアイドルのように日本中から注目される存在となったアンコだが…！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[眠る山猫屋]

アンコが足を失ってまで戦い抜き、父により中継された戦闘、そしてアンコへのインタビューにより、世論は逆転する。世界一有名な少女になったアンコ。それでも、彼女の死は公表されない。なんだか悔しい・・・。続くカンジの戦いが、一番心に刺さったかも。母の墓標を守る戦いを選択するが、敵は予想外の超遠距離攻撃。関一尉が、心穏やかに敵に向かう様に泣き笑い。声が裏返ってちゃんとアニソンが歌えてないって・・・。全ては子供たちの為に。ウシロとカンジの言葉足らずな友情、軍人や文官たちの優しさも、僅かな救いだよ・・・。

2017/09/11

[うめ]

どの子もどの子も愛おしくなる。戦い方も千差万別。カンジ程に鋭い子でもいざ戦う時には迷い苦しみ、だけれもも全力で。静と動の対比が素晴らしく、中身も濃厚。毎巻涙ぐむし、心も体も震える。

2017/05/14

[exsoy]

超長距離ヤシマ作戦

2014/03/29

[ひお]

モジの時の特攻したパイロットもそうだったけど決死の戦いに挑む大人ってどうしてこんなにかっこいいんだろう。そしてその心意気を感じ取ったカンジのかっこよさときたら・・・カナちゃんが呼ばれた今、今後のウシロの行動が気になる。

2011/03/28

[読み人知らず]

優しい人ほど早く死ぬ。それも自分から打たなければいけないなんて。そして香奈ちゃんの番が来る。

2015/08/22