ぼくらの(6)

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ぼくらの(6)

  • 著者名:鬼頭莫宏【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 小学館(2015/10発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784091883490

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内容説明

次なるパイロットに選ばれたキリエは、チズが死亡した戦闘の4日後、彼女が復讐を望んでいた男・畑飼を呼び出していた。かつて自分に相談を持ちかけたチズの無念を想い、彼女を弄んだ畑飼の真意を探ろうとするキリエだったが、畑飼はいっこうに悪びれる様子もなく、得々と持論を語り始めた挙げ句「俺と友達になろう」と言ってきて…?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

exsoy

28
命の優先順位、やっぱりあるんだよね。2012/10/31

眠る山猫屋

27
もしかしたら一番哲学者だったのかもしれないキリエ。彼の想いは、命の平等さに向けられていたのかもしれない。臆病者ではない、むしろ真逆。自分の命さえ平等に扱える強さ。だからこそ、敵のパイロットと向き合った時、彼は責任を理解した。強い子だったな・・・。そしてコモ。死を間際にして世界を体感し吸収していくかのよう。うつ向いていた顔を上げた彼女は、初めて世界の美しさを知ったのに。敵は捨て身で彼女を測ってきた。コモの戦いは、自分自身との戦いになる。これはこれで辛い戦いだ・・・。2017/09/10

うめ

23
キリエ編は哲学的で情緒があってとても良かった。この表現は、ぼくらの、の設定あってこそ。うまいなぁ。この子たち、どんな大人になるのかな、って考えて、その未来は永遠に語られない、そこがまた胸に来る。2017/05/11

コウ

14
再読。命の価値は個人の視点で見ると等しいとは言えない。だから、みんな大切な人の命を守る為に戦い死んでいく。キリエ編でそんなようなことを考えさせられ、続くコモ編ではもうなんか辛い。 相手側の人も、被災者の人も、コモの家族も、みんながみんな悪人でないのに恨まれ、犠牲になっていく今巻。誰の視点に立ってもスッキリせず陰鬱とした気分にさせられる。すごい作品ですね。2019/03/10

読み人知らず

13
パイロットに向けられる悪意。これはつらいな。まだ中一なんですよ。2015/08/22

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