IKKI COMIX<br> ぼくらの(2)

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IKKI COMIX
ぼくらの(2)

  • 著者名:鬼頭莫宏【著】
  • 価格 ¥759(本体¥690)
  • 小学館(2015/10発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784091885036

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内容説明

敵ロボットとの初戦。1人目の操縦者・和久は辛くも勝利したものの、戦闘終了直後にロボット上から転落死した。そして迎えた2回目の戦い。新たな操縦者・小高は、自分の父親を戦闘の巻き添えで死なせてしまった。一代で財産を築き”選ばれた人間”であるはずの父が、呆気なく死んだことに動揺を隠せない小高だが、それでも敵の猛攻は容赦なく続く。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

眠る山猫屋

32
再読。コダマは自身の存在意義がぐらついた瞬間に、生命を落とした。そして明かされたジアースの駆動力が操縦者の生命と引き換えであり、負ければ地球が崩壊するという秘密。秘密を知った上で、幼い妹弟たちの為に大人のような決断を下すダイチ。ダイチ辺りから、悲愴感が半端ないことに。妹弟の未来の為に散ったダイチ、母親と自分の尊厳を守ったナカマ。周りの人々が良い人たちばかりなだけに、辛い。ナカマのクラスメートたちが、ちょっとでも変わってくれて、少しだけ救われた思いがした。2017/09/07

神太郎

27
命を代償に動くロボット、ジアース。そして、戦いに負ければ地球は消滅。よくもこんな設定考えたなぁーって読み直して思う。選ばれた以上は戦うしかないと覚悟を決める子供たち。そして、描かれていくエピソード。日常と戦う瞬間の覚悟を決めていく一人一人の表情が印象的。2021/03/04

うめ

21
ヒーローものでは、退避する人々の生死は明らかにされない。その違和感に初めて気がついたのも、ちょうどこのくらいの年齢だった気がする。若いからこそ、逆に命をポンポン消費できる側面もある一方、若いからこそ死にたく無い、という願いもわかる。記号にすぎなかった名前にストーリーが付く。だが、選ばれた彼ら彼女らの運命は決まっている。構成も上手いなあ。大人になったからこそわかる、半井母の強さと美しさに打たれた。相対する白い機体にも、不穏しか宿っていない。これ、鏡像じゃないかしら。2017/05/07

読み人知らず

20
ダイチとナカマ。なんでこんなに早く行ってしまうんだ。2013/01/27

御崎歩生@漫画依存症

11
バイト先の友達から借りたやつです。なんだろう、わたしより若い子たちがどんなもん抱えてるんだと、胸が痛くなる。ダイチくんいい人だなあ。いい人が亡くなるのはつらい。2014/12/17

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