「契約は他人を害さない」ことの今日的意義

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「契約は他人を害さない」ことの今日的意義

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  • サイズ A5判/ページ数 416p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784535528062
  • NDC分類 324.52
  • Cコード C3032

出版社内容情報

「契約は相対的な効力しか有しない」というローマ法以来の基本原則があるが、この具体化として「契約は他人を害さない」という考え方がある。この原則は現在においても揺るぎない地位を保っているが、債権譲渡禁止特約など個別の事例においては、他人を害する契約の効力が認められているように映る場合もある。現実の多くの取引関係において3人以上の利害関係者が関与するケースが多い今日の実情は、この原則の意味を再確認する意義を投げかけており、古典から現代まで見通した本書の研究は民法理論上のマイルストーンとなるだろう。

目次

序章 問題認識
第1部 相対性原則の多様性と日本法(相対性原則の起源と派生的発展;日本法における相対性原則の理解;相対性原則の再構成)
第2部 他人の契約から守られるべき第三者の利益(ドイツ法における「第三者に負担をもたらす契約」;日本法における契約と第三者との関係)
第3部 「第三者に対する抗弁事由の主張」の正当化根拠(ドイツ法における議論状況;日本法における議論状況;「第三者に対する抗弁事由の主張」と相対性原則)
終章 本書のまとめ
付録1 仏独法規等仮訳
付録2 ドイツ裁判例資料

著者等紹介

岡本裕樹[オカモトヒロキ]
筑波大学ビジネスサイエンス系教授。一橋大学大学院法学研究科博士課程修了(2003年)、博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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