少年サンデーコミックス<br> ちいさいひと 青葉児童相談所物語(1)

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少年サンデーコミックス
ちいさいひと 青葉児童相談所物語(1)

  • ISBN:9784091234490

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内容説明

増え続ける児童虐待。すべての子どもたちの幸せのため、駆け出し児童福祉司の相川健太は今日も奮闘する! サンデーでのシリーズ連載開始以来、大きな反響を呼んだ真剣ドラマシリーズが、ついに単行本化!! その命を救うため、その笑顔を取り戻すため、日々戦う大人たちがここにいる!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mariya926

80
心が痛くなりました。子どもの立場から読んでも、母親の立場から読んでも。ネグレクトとして、子どもが赤ちゃんの面倒を見ています。しかも嚥下の障がいがある子をです。母親はバーテンの男を作ってたまに買ってきた食事を与えるだけ。最初は子どもの立場から見て悲しく母親に対する怒りが出てきましたが、母親も二人の子どもを産んで、夫には捨てられて誰も助けてくれない。母親の母親は再婚していて、説教はしたり経済的な援助はしても、実際に孫を見てくれない。虐待について考えさせられました。2024/08/08

こうじ

71
⭐️⭐️⭐️3/5 なんか切ないというか怒りも出てきて、幼児虐待する両親の気持ちが全然理解できない。お腹を痛めて産んだ子供をなんで虐待するのか?もっと子供の気持ちを理解できる大人にならないと!2巻読みまーす。2015/09/20

しいたけ

62
「何があっても48時間は生き延びてくれ。必ず助けに行くから」虐待通告を受けてから48時間以内に子どもと対面して安全確認する「埼玉ルール」を作り出した藤井東治さんをモデルにした副所長がいる。主人公は自らが虐待を生き抜いてきたサバイバーである青年。この巻の中でも少し描かれているけれど、被虐児とリンクしてしまうから問題もある。共鳴は子どもにとってもよくない。6日に1人、虐待で子どもが死んでいるという。保護され大きくなった子どもがバイト先で、親のいない子施設の子と差別され苛められる現実。福祉は怒りで満ちている。2016/04/14

せ~や

50
新連載に向けて、再読。児童福祉司の事や虐待の事など、コラムで途中途中説明されていて、わかりやすいです。一話目から、とてもしんどい話。虐待をして捕まって、その後で「一緒に住みたい」は傍から見れば都合がいいように感じてしまう。でも子どもの目線になった時、「親と一緒にいる」は何より大切なのかもしれない。もちろん、事情があって一緒にいれない人もいるけど、それでも親であれ里親であれ、「自分を大切に想ってくれている」誰かが、側にいてくれる事がやっぱり大事だ。☆42020/06/05

Die-Go

49
再読。児童相談所に勤めることになった相川健太22歳。着任早々事件が起こる。ネグレクト家庭の子どもの保護に動く健太達。どんな親でも子どもは思慕の情を持っている。哀しい。★★★★☆2022/01/16

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