オーバーラップ文庫<br> 神話伝説の英雄の異世界譚 2

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オーバーラップ文庫
神話伝説の英雄の異世界譚 2

  • ISBN:9784865540710

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内容説明

元の世界から異世界に転移し、《軍神》の記憶を取り戻した奧黒比呂。
グランツ大帝国の窮地を救ったことで皇族から注目を集めた比呂のもとに、皇帝から招聘の書状が届く。
第二皇帝の末裔を名乗る比呂が赴いた帝都で待ち受けていたのは、第四皇子として王位継承権を得ること。
功績を上げれば継承順位を昇格すると告げられた比呂は、名声を得るためにリヒタイン公国との国境線へ身を投じる。
だが、戦場にはリヒタイン公国軍だけではなく、第三の勢力が迫っており――!?
再臨した《軍神》が覇を唱える異世界ファンタジー、第2幕!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

合縁奇縁

61
『“果てなき絶望(デスペレイション)"は戦場で仇敵の魔族と対峙する!!』平和な元の世界から異世界に転移し、《軍神》の記憶を取り戻した比呂。彼は第六皇女のリズより、皇帝から王都へ招聘の手紙を受け取る。「神話伝説の英雄の異世界譚」シリーズ第2弾。皇帝から王都へ招待を受けた比呂は、前回の戦いの功績として第四皇子としての王位継承権を得る。今功績をあげれば継承順位を昇格させると告げられた比呂は、名声を得るためにリヒタイン公国との国境戦へ身を投じる。意志を持つ「黒椿姫」と言う外套のおかげで比呂の身分が保証された。2018/07/01

まりも

32
王都へ戻ったヒロが功績を積み上げる為にリヒタイン公国との戦に参加する話。はー、今回も清々しい程に俺TUEEEな展開でした。全盛期の力を完全に取り戻してない筈なのに、武力・軍略・政治力の3つ全てにおいて敵なし状態ってどうなんやろ(苦笑) 俺TUEEEを真っ直ぐ突き進むのは良い事だと思うけど、もう少し話に意外性みたいなのが欲しい所ですね。戦乱続きの状態ですが、軍神ヒロはこれからどのような戦いを見せるのか。女の戦いもこれからって感じだし、次巻も期待してます。2015/09/21

よっち

32
軍神としての記憶を取り戻したヒロが王都で皇帝と謁見、功績を積み上げるべくリヒタイン公国との戦線へ参加を命じられる第二弾。今回も個人の武力だけでなく、軍略でも敵国の歴戦の強者を圧倒するレベルで、千年前の異世界に一度召喚された経験があるとはいえ、必要とあれば非情な手段も逡巡しない、とても少年とは思えない大活躍でしたね(苦笑)勢力拡大に向けて後援となりそうな存在も得て仲間も増えそうですが、冷静で的確な判断力と、個でも軍略でも清々しいくらいの圧倒的な力を併せ持つヒロがどこまで突っ走るのか、次巻に期待ということで。2015/09/18

ナカショー

22
ヒロの容赦がなさすぎる。なまじヒロのスペックが高すぎる分、敵の本拠地に単身突撃すれば決着がつきそうな気がするけど、色々な策を投じて敵を追い詰めていくのは読んでて面白いですね。次巻も楽しみすぎるです。2016/01/22

真白優樹

18
王都へ向かった後、敵公国との戦いへ向かう今巻。・・・力だけではなく知略、軍略も最強。必要ならば非情にも残酷にもなれる、全ては姫を頂点にのし上げる為に。・・・黒を纏う皇子はかつての力を取り戻していく、だがそれでもかつての力にはまだ足りない。今はまだ始まったばかり、この先にはどんな戦乱が待ち構えどんな展開が待ち構えているのだろうか。・・・周りには少女、女性も増えていきこの先女性の戦いも待ち構えている予感を予想させる。この先、どこへと戦乱は向かい各自の思惑はどこに収束するのだろうか。 次巻も楽しみである。2015/09/19

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