teens’ best selections<br> この世は生きる価値がある

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teens’ best selections
この世は生きる価値がある

  • ISBN:9784591186510

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内容説明

生きることの素晴らしさを斬新な視点で描く、野間児童文芸賞著者新作!

「どうしても、一度、生きてみたいと思ったんだ」

主人公は、人間の世界を知らない「魂」。
ある時、ある中学2年生男子の体に飛び込み、季節がひとめぐりする間だけその子として生きることになる。
聞いて憧れていた世界で、最初は見ること、やること、すべてがキラキラしていたけれど、やがて人と交わるうちに、どうしようもできない苦しい気持ちにも襲われ──。

悩みや痛みに苦しんでも、生きたいと思える日常があることが感動とともに伝わってくる、新しい切り口で青春を描いた物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

えんちゃん

60
「杉村くんを殺・・・」では、現代子供たちの心の悲鳴を気付かせてくれたまりるさん。今作品では、ファンタジーと仏教の概念を融合させ、「生きるということ」を問う物語。死んだ中学生の身体に憑依した別の「魂」は、生きる喜びと悲しみを経験する。絶対生きないとだめなの?わからない。死んでもいいの?わからない。でもやっぱり生きて欲しい。そんなことしか言えない自分がもどかしい。2025/10/27

はる

48
亡くなった少年の身体に入り込んた主人公の魂。記憶を失った彼は、生きる喜びを知り、この世界は楽しく美しいことばかり。だが、様々なことを学ぶにつれて、生きることの辛さや悲しみに気付いていく…。長谷川まりるさんらしい、とても繊細な物語。命の大切さ、生きることの素晴らしさに気付かされます。2026/01/28

もちこ

33
主人公はいったい何者? 天山ってどんな少年だったの? これからどうなるの? ?マークだらけで物語が進んでいくから、先が気になって仕方ない! 結果、一気読みでした。 全ての謎が解けるのは、最後の最後。 それまで興味を惹きつけて離さない、著者のストーリー運びの上手さに感服。 章立ても粋な演出があって、よかった!2025/06/27

まる子

26
インフルエンザで死んだ(はず)の、絶賛反抗期真っ只中の中学生・天山の体に「名無しの魂」が入って生き返った?!これは、人間として生きる事を望みながらも、ある理由によりそれが叶わない「魂」の物語。でいいのかな?人は生きていれば必ず苦しく、辛い、死んでしまいたいと一度は思のではないだろうか。それでも、天山に乗り移って生きる「魂」は「ほんのかすかな、小さな幸せ」を信じてキツネに懇願した。さて、「魂」は天上に帰るのか。地上の人となるのか。著者まりるさんは「誰にでも生きる権利や価値がある」事を伝えたかったのでは。2025/06/11

信兵衛

18
本ストーリーの中で、いつのまにか魂が、見事な成長を遂げている処が楽しい。しかもしたたかに。 児童向けですけれど、大人が読んでも十分に感動できる作品。 お薦めです。2025/08/28

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