内容説明
植民祭に沸くウエスタベリに滞在しながら、不死人・ハーヴェイ、ラジオの憑依霊・兵長とともにベアトリクスを捜索しているキーリ。そんな中、強盗から助けてくれたある人物の家に行く事を決心したキーリは、その事をハーヴェイにも兵長にも告げず実行してしまい……。新展開を見せる人気シリーズ、“はじまりの白日の庭”編、ここに完結! 電子特別版には、2004年発売の『電撃P』掲載短編「『キーリ』ドキドキ童話劇場・ハーヴェイ受難編 しらゆきーり姫あるいはキス大作戦」も追加収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あおでん@やさどく管理人
19
巻末には田上さんが描いた短編漫画もあり、イラストも素晴らしいなと改めて思った。特に第五話の口絵、涙を流すハーヴェイにそっと手を差し伸べるキーリのイラストがたまらなく好き。2015/10/06
ひなた*ぼっこ
13
ハーヴェイはもとから優しいけど、何ていうかまるくなった気がする。最後にめっちゃ甘いいちゃいちゃが見れて良かった。あれはナナが見てなければしてた展開ですかね。想像できないけど。2019/02/09
みやち🐹
8
再読。恋愛要素、ちょっとしたホラーが入り混じった今巻。当たり前で忘れそうになるけれど、幽霊ありきの話なんだということを思い出しました。兵長みたいに優しくてかっこいいのもいれば全くの悪霊もいるんですよね。それらに囲まれ取り残された空間にいた子供たち。彼らの本当の時間は決してもう戻ることはないけれど。ハーヴェイが束の間の幸せを思い出し、彼の"はじまり"となったエイフラムとの決着をつけるきっかけになったのなら良かったのかなと思いました。しかし団長と兵長本当に好きだなぁ。人間としてかっこいい。憧れます。2018/11/25
まいまい
7
再読。キーリはエイフラムと出会う。ハーヴェイはもともと面倒見の良い子だったんだなあ。全てのキャラが毎回死にそうになる。どきどき。2020/05/23
Natsumi
4
図書館