内容説明
ハーヴェイが消えてから約一年半。キーリは16歳に。キーリと、ラジオの憑依霊・兵長そしてベアトリクスは、東サウスハイロで暮らしている。 ――ある日、ベアトリクスの情報筋からキーリの出生の手がかりが見つかったと聞き、ノースハイロ方面に向けて出発する。旅の途中、ウエスタベリ教区のはずれの街トゥールースに着いたキーリ達は、また不思議な出来事に遭遇する。そして、キーリの出生の手がかりとは!? ハーヴェイとの再会は!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あおでん@やさどく管理人
23
キーリもハーヴェイも不器用で回りくどいために、お互いの行動が空回り。それが致命的なピンチに繋がってしまうから、なおのことハラハラさせられる。不死人たちが傷つけられていく様子を読むのがだんだんつらくなってくる…2015/09/26
まいまい
10
再読。巻数を重ねるごとにハーヴェイがボロボロになっていく……2020/05/17
sakko/さよ
8
3巻から1年半後。16歳のキーリ。旅の道連れはベアトリクスとラジオ。ベアトリスの過去、魔女狩りの伝説。キーリの母が身を寄せていたバーの幽霊たち。主人を待つ犬。そして、ハーヴェイ!まさかのユリウス再登場。盛りだくさんの巻でした。乳母さん良い人だ。地下水道がキメラの巣窟で恐ろしかったです。「へへ。引っかかった」っていうハーヴェイがツボ過ぎました。なんでこんな不器用にしかスキンシップが取れないのだ、この男は!そこが好きですけどね。ハーヴェイが戻ってきてくれて良かった。ベアトリクス生きてるかな。2018/09/05
みやち🐹
7
再読。シリーズの核となる出来事が詰まった4作目。先行きに不安を覚えたりちょっと気持ち悪いものが出てきたりして、単なる旅や不死人の話で終わらない辺りに壁井先生の創造力の豊かさを感じさせられます。先が読めない展開の中でのベアトリクスと兵長のかけ合いが絶妙なんですよね。とかく話のバランスが良くて心地いいです。すごいなあ。2018/11/11
ひなた*ぼっこ
6
「お前ら不死人は人生長いくせに中身が成長しなさすぎだ」ラジオがやっと私の言いたいこと代弁してくれた笑。キーリの“だって、謝らせるまで泣かないって決めてたんだ”って言葉がいじらしすぎる。よく頑張ったね、て抱きしめてあげたい。彼が覚悟決めてからは素直に謝ったり笑ったりしてるのがなんか良い。ぜひ邪気なく笑ってる 彼の挿絵がほしい。2018/08/24
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