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内容説明
時は明治。文明開化とともに「怪」と「陰陽師」の存在は不要とされる世の中になっていく。怪が見える貸本屋の主人伊織は、違式怪異取締局に隠れて怪を助ける相談所として日々暮らしている。一方、怪退治の強硬路線に舵を切る取締局に異を唱え、反旗を翻した都築は、伊織たち向ヒ兎堂のメンバーと共闘することを決意する……。そんな中、謎の怪が帝都を跳梁跋扈し始める。遂に違式怪異取締局、最大の作戦が始まった――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
masa@レビューお休み中
90
怪(あやかし)を取締まる、遺式怪異を抜けた都築は、伊織たちとともに闘うことを誓う。都築が抜けた遺式怪異は、壊れた歯車のように結束力を失う。それにも関わらず、彼らは陰陽師たちを使って、町に怪を放つのだ。目的は、ただひとつ。鬼の血をもった怪を捕らえるため。愚かで強欲な人間が勝つのか、純粋で無欲な怪が勝つのか。勝利の女神は、一体どちらに微笑むというのだろうか…。怪は、何のための存在するのか。怪と人間はどのように折り合いをつけていくのだろうか。2015/04/29
どんぶり
46
話が大きく動いた巻。都築さんがイケメンで困ってしまいます。髪を下ろしたら一気に若者に。そして伊織の目の秘密について明かされました。うーん…なるほど…読み返しが必要なようだ(笑)都築さん達にどこまで明かしても大丈夫なのか、距離の掴み方がまだ難しいですね。銀達のことを隠していたことによって、後から何か揉め事になってしまったら大変だ。協力を要した以上、隠し事は信頼関係の亀裂を生じる原因になりかねませんぞ。それこそ後手に回ったらいけないですね。まぁ、全て打ち明けることへの抵抗を感じることはわからなくもないですが。2015/04/19
ブックマスター
42
やっぱり夏になると妖怪モノが読みたくなりますね~。ということで、五巻目です。都築さんが味方についてくれると、なんだか心強い気がします。前髪下ろした姿も格好いいですね!弟との確執はどうなるのか…。陰陽師側も始動開始の様子。ちょっとずつ思惑が明らかに。そして伊織の出生の秘密も…。果たして伊織たちの行く末は。赤足の話が気に入りました。河童の亀七は今回も癒しでした!!あとカバー裏素敵。2015/08/30
くりり
42
戦国の世に捕らえられた鬼「白姫」の血を引く伊織、えっ?雪の女神じゃないの?鬼??2015/08/22
wata
42
「白姫様」は伊織さんに会ったらどうするのかなぁ?鬼でも自分の血を引いていたら味方に?河童がどうやら同居してる(^^)可愛いなぁ、飼いたいなァ。2015/08/02