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内容説明
時は明治。文明開化とともに「怪」と「陰陽師」の存在は不要とされる世の中になっていく。妖怪が見える貸本屋の主人伊織は、違式怪異取締局に隠れて妖怪を助ける相談所として日々暮らしている。3巻に登場する怪は、猫又、白姫、唱猿、烏天狗。そして伊織たちの少年時代の出来事から向ヒ兎堂の秘密に迫っていく……!? 都築兄弟の確執に加え、違式怪異取締局の局内政治もきな臭くなってきて、物語は風雲急を告げる展開に……!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
masa@レビューお休み中
93
毎回楽しみにしている、『向ヒ兎堂日記』も3巻突入。違式怪異条例というお触れが出回る時代。怪談・妖怪本が没収されてしまう中で、伊織は妖怪たちと一緒に生活しながら、妖怪関係の書物を扱う貸本屋を営んでいます。ゆるゆる仲良く楽しく生活していた向ヒ兎堂にも、徐々に変化がでてきます。取締局の人間から嫌疑をかけられたり、それどことか、一緒に暮らしていた猫又の銀が陰陽師たちに捕らわれてしまうのです。伊織の正体も、ようやく見えてきます。だからこそ、伊織や妖怪たちが悲しい結末を迎えないことだけを願ってしまうのです。2013/12/23
ブックマスター
50
今回も面白かったです。タカラさんや他の猫達が無事で良かったー。何故に仙石…!?と思ったら、千代ちゃんだったのね(笑)タカラさんや猫屋横丁の皆はこれからまだ出てきそうな予感。そして伊織くん出自の謎…、また深まりましたねー。白姫の血を受けて生まれたから、右眼が赤いのかな?唱猿と月無草の話、それから猫又日誌は面白かった。幼少期の皆、可愛い…!!嘘泣きが下手すぎる伊織くんに笑わされました(笑)識という鬼(?)の存在も気になります。それから違式怪異取締局の動きも気になる所。とにかく続きが待ち遠しい…!2014/01/24
どんぶり
45
ほのぼのな日常の中に少しずつ暗く怪しい雰囲気が近づいていている…な3巻です。取締さん達が関わってくるとハラハラしますね。やっぱり和風版HOLiCみたい(^^)絵が相変わらず上手いです~♪手足の描写がある度に惚れ惚れ♡笑 怪(あやかし)達も可愛いのです~。もふもふだしゆるゆるだし(*^^*)伊織は陰陽師と鬼の血が混じった子?それを隠され、「人間」として育てられてきたのかしら?まだまだ謎多き主人公です。ちっちゃい頃の3人が可愛すぎる(о´∀`о)2013/12/15
あっちゃん
41
唱猿可愛かった。あの鈴欲しい(笑)そして本筋も着実に進んでいっていますね。伊織の出生も分かって、幼少の頃のことも分かったけどまだそこには謎がある感じですね。今後都築(兄)と仙石は味方になってくれそう。2014/02/09
くりり
36
もともと怪しい違式怪異取締局が余計にヤバい!! 安倍の鬼は大丈夫か? 今回のもふもふ唱猿が可愛い!(^^)/ かしこみ~♪2014/08/06