町のなりたち

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町のなりたち

  • 著者名:宮本常一
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 未來社(2015/07発売)
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  • ISBN:9784624221058

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内容説明

農村国家として出立した日本の古代社会は、律令国家になってはじめて都市の形成をみる。西欧型社会とはいちじるしく異なる日本の町の形成と性格を具体的に明らかにする書物。

目次

一 農村国家
二 律令国家の成立
三 町の概念
四 駅・農民の流離
五 大陸渡来者
六 町の発生
七 貨幣流通
八 市の成立
九 定期市
一〇 宿・散所・河原
一一 社会保障
一二 親方子方
一三 職人と町
一四 町の生まれる素地
一五 城下町づくり
一六 武士のための町
一七 城下町と農村
一八 町の自治
一九 門前町と宿場町
二〇 港町
二一 商業農家集落
二二 都市国家へ

 あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きいち

34
「元来日本は町のない国であった」という言葉から始まる日本の町の形成過程。古代文明の遺跡はどこも都市国家、日本が異なるのは、湿潤な気候のため小規模な農業経営が成り立ち、その結果大規模な蓄積が生まれずに歴史時代に突入したこと…という具合に、宮本らしく生産や物流とつなげた形で町の形成過程を説く。人名の出てこない歴史は楽しい。◇マチとはもともと区画された田、それが転じて都の一区画を示す。なるほど、だから字の中に「田」があるのか。◇商業農家集落=村の中の町の存在。◇堺、好きなんだなあ、宮本。最初に住んだ町だものな。2017/10/07

fseigojp

16
意外としらない町場の形成過程2015/10/01

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