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内容説明
愛媛の魅力を伝えるのは難しい。何を伝えようかと悩むのではない。どの魅力をイチバンに挙げようかと、頭をひねらなければならないのである。司馬遼太郎は、松山出身の秋山好古、秋山真之、正岡子規を主人公とする小説『坂の上の雲』で、「伊予松山というのは領内の地味が肥え、物実りがよく、気候は温暖で、しかも郊外には道後の温泉があり…」と記した。温泉の記述はさておき、「地味が肥え、物実りがよく、気候は温暖」は愛媛県全体に当てはまる。本書は、「第一章 多彩な地形から生まれた不思議ワールド」「第二章 県内各地の歴史と伝承を探る」「第三章 伝説から紐解く地名の由来」「第四章 近現代に発達した愛媛の産業あれこれ」「第五章 もっと知りたい愛媛の文化と暮らし」で構成され、愛媛県の魅力をくまなく網羅している。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
再び読書
27
やはり歴史のある県だという事が再認識させられた。正岡子規の出身地である事は知っていたが、山頭火の終の地とは知らなかった。地質学的に有名な四国カルストはあまり知られていないと思う。しまなみ海道で、馬島にエレベーターで降りる事が出来る事も当然知らなかった。まさかの瓢箪島まで愛媛だとは驚く。四国で唯一県庁所在地に経済が集中していない事も三予という分け方でもよくわかる。これを読んだ知識を出張中に確認して行こうと思う。愛媛はまだまだ奥が深い。2018/10/25
秋乃みかく
8
★★★☆☆ 砥部焼ってすごく綺麗で大好きなんだけど「もったいない精神」から生まれたものだったとはビックリ。愛媛県って地域ごとに特色があるし歴史も古いし、多彩で色々と奥が深い県ですね!2015/10/06
GX
5
出身地の歴史について知ることで、今に残っている地名や文化を理解することができ、日本全体の歴史についても学ぶことができますね。先日、NHKスイッチインタビューで「読書」について取り上げられているなか、「地方史を読む」こと出口氏が薦められて、読んでみました。良かったです!2018/03/09
うえちゃん
1
一県ずつよんでいきたい2018/02/19
ますみ
1
最近、この手の本をちょこちょこ読んでいるので、内容がけっこうかぶってるんですよね~。まぁ、しかたないかな(笑)。2015/07/06
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