- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
「仙台空港は仙台市にない」「戊辰戦争のせいで宮城・群馬県境が二転三転」「北上川の流れは今と違っていた」「沼がないのになぜ『気仙沼』?」といった地理・地形の話から、「18世紀末、日本初の世界一周の船は石巻から旅立った」「牛タンの生みの親は山形県出身」「伊達正宗と真田幸村の意外な友情」といった歴史の話まで、宮城県の「地理・地名・地図」に隠された意外なエピソードの数々。宮城県のことを深く知ると、もっともっと宮城県のことが好きになります。宮城県のことが大好きな人に読んでいただきたい本です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あらいぐま
30
半分以上は知っている内容だった。暇つぶしの小ネタ集といった感じ。仙台ネタが多い(伊達政宗ネタも多い)のが気になる。ちくわが気仙沼発祥だったのは初めて知った。2023/01/08
キャベ
2
宮城は東北南部に位置するが、アイヌ語由来の地名がけっこうあること。伊達政宗の偉大さがとにかく強調されることが多いが、それだけのことを政宗公ががしっかりやっていること…などを知ることができたのが新しい発見でした。城をつくって城下町を身分ごとに区画整備して、運河掘削して、水田を広げて、ヨーロッパと交流して、隙あらば幕府転覆を狙いながら徳川から姻戚関係を結ぶほどの信頼を勝ち取る…すげえな、政宗公! さすが奥州筆頭。レッツ、パーリィ!2016/07/11
yyrn
1
地理、地名、歴史、名物、近現代、不思議の6章立てで59題のトリビアが並ぶ。1題2~3ページで読みやすく「通勤の友」に打ってつけ。地元のことなのでほとんどは知っていて「へえー、そうだったのか」と純粋に驚いたのは1割強か。でも、ウル覚えだったり、そうそうそうでしたなと改めて思い出したことも多く、なかなか楽しめた。ただ、あまりにマイナーなテーマも多く、宮城県人以外には「だから?」と言いたくなるようなお題もあったと思うが、でもたぶん9割はご当地読者だからコレでOKか。しかし、ちくわが気仙沼発祥とは知らなかった。2017/03/10
mom
0
こんなにたくさん宮城の謎があるとは。奥が深くてとてもためになった。一番興味深かったのは、日本で初めて世界一周した石巻から出港した人たちだった。12年間という期間の長さはもちろん、その間に遭遇したことは凄まじいものだったことでしょう。2017/11/09
イトウちゃん。
0
"沼はないのに「気仙沼」とはこれいかに"ですよね。気がつきませんでした(^-^;2015/03/17