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内容説明
海外公演のため、韓国へ行くことになった憲人。日本文化があまり知れ渡っていない中、能の舞台に挑む憲人たちだがあまり歓迎されていないようで…!? 他、子方の海人くんが舞台の厳しさに直面し能を続けるか悩む「贈る言葉」も収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
蝶よ花You
43
「過去」を「現在(いま)」として巧く絡める作者さん。この巻の初版は2007年ですが、物語を巧く1999年として描き出してありますし、読むこちら側としても昔を思い出し、懐かしみ、その時代の自分と共に読める。とにかく違和感を感じない、という話。巧い。2014/11/19
はつばあば
38
1巻から5巻まで一気読み。読み友さんが大切にされていた様子が伺える。彼女のレビューや文章の巧みさはこの作者さんから貰ったものか・・いやいや元来持っておられたものだろう。能楽(能・狂言)、人形浄瑠璃文楽、歌舞伎等の日本の伝統芸能。そんな文化に触れることも随分減った。歌舞伎だけは南座に、節分の時だけ催される壬生狂言、大江能楽堂。学校で学ぶ面白さより、こういう漫画で基礎知識を学んだ方がなんだか身につく思いがした。人との機微、幼くとも仕事として構える態度。漫画を嫌った亡き父に「私は今になって漫画で勉強してるぇ」と2017/01/13
りらこ
22
韓国公演。この頃は日本語の歌も禁止されていた頃。そこに能を持っていく企画。舞台作りから波乱の予感。でも思わぬ再会も。秀吉の頃の侵攻の地。日本と韓国は近いが故に色々。しかし近いが故に分かり合えるはずなんだけどなぁ。能がそのまさに橋掛かり。前巻でもNYティファニー前で言われたジャップという言葉、文化交流と言いながら深く色々なことを感じながら能を演じているのが、とてもよい。2021/10/04
まりもん
16
レンタル。韓国で能を公演することがとても大変だなと痛感。それでも子供の頃の友達に偶然出会えるという良い事も。舞台の成功は幸せと自信を運ぶなぁ。2013/01/26
マッピー
14
前巻のニューヨーク公演に続き、今度は韓国公演。日本文化に対する拒否感のないアメリカと違い、韓国は日本に対する嫌悪感が甚だしいなかでの公演。公演企画の意図とは。長い間の感情は簡単には変わらない。ただ、日本と聞いてネガティブなことばかりイメージするのではなく、「きれい」が加わるとよい、と。韓国公演は能だけではなく狂言も行われ、狂言役者の宮本芳年が同行するが、彼のモデルは野村萬斎?なかなか愉快なキャラで、今後の活躍が楽しみ。2021/04/11
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