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内容説明
同装・相舞という珍しい曲目「二人静」に挑むことになった憲人。本来なら拮抗する芸力の役者二人ですることの多い曲に、大先輩と舞うことになってしまう。「影に形の添う如く」舞えと言われるその心を掴めるのか!? 他、気合い勝負の「石橋」、壮大な物語がテーマの「淡路」に挑む。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
蝶よ花You
44
今までの2巻に関しては、「能の世界の舞台裏」というイメージの造りでしたが、今巻は、「能を絡めた人間模様」といった様相。この巻から面白味が増したと感じるのは私だけでしょうか。演じる役者や舞台に関わる人々に以前よりスポットが当てられているので、「人」を見るのが好きな私にとって、とても面白い展開。余計に能を観たい熱が上がり、公演情報を調べたのは言うまでもない話(笑)2014/11/19
フキノトウ
22
電子無料版。青森の神社で憲人が舞う姿、カラーで見たいくらい綺麗でした。あんこ玉面白そう。2020/06/28
まりもん
19
レンタル。苦手な人とも踊らなければならないのは社会人としてもあることだよね。ピンチで勾玉作りで皆が心を1つにした感じが楽しそうだった。2013/01/26
exsoy
13
あんこ玉食べに青森行きたい2010/07/02
マッピー
8
「影に形のよりそいて」二人静をともに舞うことになった渡会さん。口うるさくて頑固で、さすがの憲人も苦手に感じるが、能の舞台では同じ衣装同じ面で同じ舞を舞わなければならないが、若輩の憲人が合わせようとしてもなかなか合わない。「苦手な上司と付き合う方法が知りたいです」と遂に爺ちゃんに相談すると、「それは、実は自分に一番近い人かもしれない」と言われ、合わせることと自己を主張することを考える憲人。いや、本当に彼はいろいろなことをよく考える。けれど頭でっかちにならないのは、自分の考えたことを体現しようと努力するから。2021/04/04