制度複雑性のマネジメント―論理の錯綜と組織の対応

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制度複雑性のマネジメント―論理の錯綜と組織の対応

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  • サイズ A5判/ページ数 224p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784561267799
  • NDC分類 336
  • Cコード C3034

出版社内容情報

各自がそれぞれの属するコミュニティの論理に従って「正しい」と信じて疑わないことを行っているだけなのに、それがコンフリクトを生み、解決が難しい状況となる。このような<話の合わない>事例は、社会にあふれている。

本書は、このようなコンフリクトが引き起こされる状況を「制度複雑性」と解釈し、解決の糸口を探る。題材にするのは、科学と事業の関係であり、その連携が複雑化する中、いかに科学の論理と事業の論理の対立をマネジメントし、イノベーションを生み出していくのか、その方策を追究する。

協働に伴って、必然的に顕在化する複数の論理の錯綜とコンフリクト。これを分断ではなく、新たな創造性を生み出す機会へと昇華させるための、制度ロジックの視点からのアプローチである。

イノベーションを生み出すべく、科学と事業の関係に関与する実務家や、さらには、<話の合わなさ>に直面し、苦悩する人々にも、多くの示唆を与える研究成果である。

内容説明

当たり前同士の対立をどう解決するべきか?それぞれの属するコミュニティでは「当たり前で」「合理的な」主張。しかし協働を企図した際に、必然的にそれらは論理の対立として顕在化する。その混沌を、分断ではなく、新たな創造性へと昇華するための方策を、制度ロジックの視点から探る。超組織的、超個人的な論理のコンフリクトに直面する人々へ、多くの示唆を与える研究成果!

目次

序章 論理の錯綜とイノベーション―問題の所在と本書の目的
第1章 制度、制度ロジック、制度ロジック多元性―理論的背景
第2章 イノベーションをめざす組織間連携―研究課題と分析手法
第3章 制度ロジックの析出―区分化戦略の失敗
第4章 第三のロジックの出現―論理の道具的活用
第5章 分化と形態形成―創発的な分業モデル
第6章 同床異夢の成立―協働スキームの創造
第7章 制度と制度ロジックの境界と認識―事例の理論的解釈
終章 分断の時代における組織の論理―結論と今後の課題

著者等紹介

舟津昌平[フナツショウヘイ]
1989年奈良県生まれ。2012年京都大学法学部卒業。2014年京都大学大学院経営管理教育部修了、専門職修士(経営学)。2019年京都大学大学院経済学研究科修了、博士(経済学)。京都大学大学院経済学研究科特定助教、京都産業大学経営学部助教を経て、同大学准教授。社会活動として、中央職業能力開発協会ビジネス・キャリア検定試験委員、証券アナリスト(CMA)講座テキスト執筆など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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