内容説明
「そこもとなら蝶も切れたであろう」切腹に望む武士の呟きを耳にとめ、訝しんだ。
改革派と保守派に割れた大藩の内紛。その不可解な言葉は保守派の謎の刺客「影蝶」を指していたのだ。
姿なき刺客を追いつめる唐十郎に、逆風のごとく襲いかかる最大最強の難敵現る!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mikey
1
11巻目。この前は6でいきなり飛んだので刀中心の描写が人のドラマ中心に変わっていたのに驚いた。これはこれでハードボイルドな感じで楽しみながらサクサク読める。今回はあまり強い敵はいなかったかな。 2020/05/20
Hironobu
0
もしやと思ったが、やはりそうだった。影蝶となり刺客の道を進まざるを得なかったとは何とも悲しい。これも剣客の家に生まれた者の宿命か。今後、助造の成長が楽しみ。2015/02/15
タカシ
0
今回は影蝶が誰か?というのが主題。まぁ途中からこいつだなというのは分かったけどそれでも読んでて安心感という感じ。2013/04/16
はじこう
0
途中でネタバレという気もしたが、それはそれとして楽しめた。だが霞飛燕はどうなったのだろう?2012/09/06