内容説明
由布姫の手に十手が! 千太郎君、弥市親分と江戸の難事件に挑む!
田安家ゆかりの由布姫が、なんと十手を預けられた!
江戸下屋敷から逃げ出した三万五千石の夜逃げ若殿と摩訶不思議な事件を追う!
骨董商片岡屋に居候しつつ目利きの才と剣の腕で、山之宿の弥市親分の捕物を助けて江戸の難事件を解決している千太郎は、稲月藩三万五千石の若殿の仮の姿。御三卿田安家ゆかりの由布姫との祝言を前に出奔していたのだ。お忍びで町に出た由布姫は千太郎と出会って惹かれ合い、摩訶不思議な事件の謎解きに協力する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふわりん
1
図書館の新刊案内で予約して借りたら、シリーズの最新刊だった。初めての作家さん、占い師でもあるそうだ。今まで読んだ時代小説とは少し雰囲気が違い、文章が短くてポンポンと弾んでるように感じた。しっとりとした時代小説の落ち着きはないが、軽快なリズムがあるので早く読み進んだ。細かい説明がなくわかりにくい流れのところもあった。シリーズの新しいとこを一番に読んでしまったが、前にもどって読むこともないかな~と思う。2013/12/20
壱分銀知恵
0
結婚したらこの物語は終わってしまうのか?…それで終わる二人じゃないと思う。焦れったい!せめて市之丞と志津だけでも納まってほしい。2014/02/15
いえのぶ
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夜中に永代橋から若い女性の笑い声が聞こえた。事件の真相は?主従二組の関係がなかなか進まない。2014/01/12
☆道明寺☆
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夜逃げ若殿も、とうとう9巻! 「結婚しちゃったら遊びに行けないし~!」とばかりに江戸の町に逃げ出した稲月藩の若殿と許婚の姫君が、岡っ引きを交えてさまざまな事件を解決するシリーズ! のらりくらりの若殿とお転婆姫は、お互い正体を告げてはいませんが相手が許婚と判っていますが、口にしません! お互いの側近もラブラブですが、若殿たちが結婚していない間は自分達も結婚出来ないんだってさ! やせ我慢してないで、さっさと先に結婚しちゃえよ!(笑) 若殿たちが結婚したら、このシリーズは終わっちゃうのかなぁ・・・?! 2013/11/10