内容説明
三万五千石稲月藩の若君・千太郎は、田安家ゆかりの由布姫との祝言の前に夜逃げ。骨董目利きの才と剣の腕で、山之宿の弥市親分を助けて江戸の難事件解決に大活躍。たまたまお忍びで町に出た由布姫は千太郎と出会って意気投合。弥市親分の株は、千太郎と由布姫の大いなる知恵と目利きで、どんどん上がるが……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sken
4
……この話もドコに向かっていくのやら。家を飛び出して骨董屋に住み込んで目利きを生業としている若さまと、同じく家を抜け出しては市井の人々に混ざって遊んでいる姫君。最初のウチはそれなりに新鮮だったんですが、なんか相手がお互いの婚約者だと暗黙の了解となってきた辺りから、んじゃぁなんでそんなことしているねっっぇ! とか、心の中のツッコミがキツくなってきた、今は惰性で読んでいる気がします。以上。特に感想はなし。残念ながら。2013/08/31
陽ちゃん
1
相変わらず、千太郎さんが由布姫とじゃれあいつつも、弥市親分の持ち込んでくる謎を解いていく流れですが、市之丞と志津さんがほとんど出てこなくなりましたね。千太郎・市之丞主従の掛け合いも結構面白かったのですが。2018/01/28
壱分銀知恵
1
はじめ落語の引っ掛けかと思った。が、そのまま お化け指南だった σ^_^; 弥一親分のヤキモキに一票!2013/07/16
いえのぶ
0
親が決めたじゃじゃ馬と噂の姫との祝言がいやで、屋敷を夜逃げした大名の若殿が、骨董店に目利きとして居候しながら、江戸の事件を解決するシリーズ。相手の姫と町で知り合い、だがいに相手と知りながら気づかぬふりをし続ける。 若殿のとぼけた会話が楽しめる。 「どういう顔で、そんなことおっしゃいますか?」 「こんな顔だ」 「そのお惚け顔、おやめください」 「おかしいか」 「いい加減です。適当です。騙りです。」 「これは、いろいろ集めていただいて、ありがたい」2014/01/10
もとさん
0
秘密の奴さん(笑)2013/08/22