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内容説明
天使の歌声を持つ少年・蒼井由多香(あおい・ゆたか)。河海(かわみ)の街で、歌う喜びを知り、かけがえのない出会いを経た彼は、自分の声と、誰よりも自分の歌を聴いていてほしかった人との別れを迎えた。そんなゆたかの前に、かつてボーイソプラノを持っていたウラジーミルが再び現れ、沈んでいた街と人は、ひとつになって最後のハーモニーを紡ぎはじめる。そして、失われゆく日々の中で、少年は自分の歩む道を見つけ出す――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
honoka
38
一頁いっぱいのド迫力部長の泣き顔アップ(卒業式)。二年後の風景に、帰ってきた町屋なにかかっこ良くなった水戸さん(うわ、この子達これから高校生かぁと今更に驚く)、なにか美しくなった?ゆたかの兄、歌い続けるゆたかとウラジーミルの姿(首から下だけカット)。完結。感無量。2015/01/18
くりり
25
完結。 「ミドリは引力を離れてほうき星になったのだ」だから、帰ってくるのだ! やっぱり、バロージャは格好いい!!2014/08/09
ネロ
12
完結しちゃいました…少年ノート、少年のおと、Days of Evanescence…読み終えてタイトルについて考えてみると、なんとも切ない余韻が…限られた時間の中で儚く煌めくボーイズソプラノの高音。喪われていくからこそ美しいんでしょうね。鎌谷さんの素晴らしい画力で描き留められた少年少女たちの輝かしい日々。駆け抜けていった軌跡がまだ残像のように心に残っています。まさに青春。太田先生も最後に一緒に唱えてよかったなぁ。後半、ポポちゃんの活躍ぶりが凄かったけど、ゆたかはいい友達に巡り会えましたね。2014/11/17
異紅狐
11
やっぱりポポちゃんはかっこいいよ!そして最後の二人の共演はかなり気になるよ。まりこちゃんは、いいこと言うなぁ。ハッとさせられちゃうよ。読者でさえ、えー、処理施設出来ちゃうんだって、残念な気持ちになってたのに、もう前を向いているのだもの。ゆたくんが声変わりに打ちひしがれてなくて良かった。それも、皆のおかげだよね。合唱ってすてきだな。兄貴またえらくかっこいくなって帰ってきたな…2014/07/27
半熟タマゴ@コミック
9
完結。ゆたかもポポちゃんも皆成長したなぁ。町屋さんが歌うことをやめてしまったのは残念だけど。でも、いつかまたゆたかと一緒に歌える日が来るといいな。2014/12/16