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内容説明
若きベツヤクの悩み。「音は時に人を惑わす――」鎌谷悠希が描く合唱群像!!河海(かわみ)東中学合唱部部長・別役秋年(べつやく・あきとし)。オトナに反発して自分の可能性を探し続ける彼は、いつしか殻にこもっていき、市の合唱祭への参加を前に部はちぐはぐになってしまう。そして迎えた合唱祭当日。少年は、自分の中の孤独と向かい合う――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
匠
98
表紙のメガネ君である合唱部の部長の話をメインとした2巻だった。この表紙、初夏の緑色を基調として紫陽花や傘があしらわれ、とても美しい!合唱部の部員達それぞれ、謎めいた実家だったり、ダークな部分を持ちながら悩んでいたり、息子をしっかりやさしく包み込んで認めている母親がいたり、十人十色の人間模様が面白かったし興味深い。印象に残る言葉もたくさんあった。個人的には何やら蒼井君と宿命の関係にありそうなウラジミール君が気になる。合唱部の顧問も今後おそらく変化していくんだろうな。まだまだ先が見えそうで見えない。2013/07/22
キキハル
28
合唱部部長の別役くんの巻でした。音楽家揃いの家族の中で彼はまだ芽が出ていない。優秀な兄妹に挟まれて焦りもあれば能力に限界を感じることもある。でもプライドが高いせいでそれを認められない。そんな彼の頑なさを解きほぐしたのもやはり音楽でした。市民合唱祭で太田先生にお願いしますと頭を下げた別役くん。悔しいと泣きながらも、その顔は妙に嬉しそうでもあり、私もほっとしてしまった。誰と比べるのではなく自分の好きな音を追及していけたら迷いもなくなるのかな。今はどんどん吸収して、迷って悩んで失敗する時。彼の成長を見守りたい。2011/11/13
くりり
23
部長の頑なさと明確なビジョンが見出せない顧問の葛藤、町屋は何者?2013/11/04
Root
16
少年ノート第2巻。部長の別役秋年は、大人に言われた限界に反発して自分の可能性を探し続ける。そんな彼に部は段々と、バラバラになっていく。そして迎えた合唱祭当日、歌いきったあとに少年は、今まで反発していた自分のプライドを捨て去る。2014/08/15
ムック
15
ストーリーの中に音楽が織り込まれてる様な描写が多く、すごくエネルギッシュだな~と思う。別役くん、苦悩していたみたいだけど1つ乗り越えたみたい。しかし今度はユタに異変が?次は夏か~。2012/03/02
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